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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

牡蠣三昧!!

以前の記事「紙魚子の小部屋」は下のリンク集から読めます。

 今夜は、仕事帰りに待ち合わせて、珍しく夫婦でお出かけをした上、久しぶりに、超・美味しいものをたらふく食べた。

 先週、ビストロを準備中(予約でのお食事はお受けしますとのこと)のダモンテ氏よりおたよりをいただいた。タイトルは、

「海の幸」の閉店を惜しむ滋賀県民の会『とめちゃん’S ナイト』 

 ビストロ「だもん亭」  × 魚貝料理「海の幸」 

もちろんこの×はVSではなく、コラボレーションの意味である。

 京都「海の幸」というシーフードのお店を23年間切り盛りして来た名物女将「とめちゃん」が、ヴォーリズ建築で和洋折衷の素敵な館「だもん亭」で、魚貝料理をふるまってくださる、というのである。少人数予約制である。

 私たちはむろん「海の幸」というお店も知らず、当然「とめちゃん」なる名物女将も知る由もないが、そのハガキのみで「これは絶対においしいハズ!!」という確信を得た。もともと魚貝料理にはH氏は目がないのだから、私に仕事帰りに待ち合わせをして行く旨を告げ、了解をとると、その日のうちに予約申し込みをした。

 私は前日に「あー、生ガキがあったらいいなー! 生ガキ食べられたら号泣しちゃうなー!」と恐るべきことを言ってしまった。牡蠣が大好きなのだ! でも、これはまさに予言だったのだ。

 初めて行く「だもん亭」は、いかにも素敵なヴォーリズ建築で、迎えに出てくださったダモンテ氏と、1年以上ぶりの再会をする。通していただいたのは、サンルームのようなヴォーリズらしい居心地のいい洋間。まるで自宅のようにくつろいでしまう。

 

 「とめちゃん’s ナイト」で、最初に用意されたものたちは、以下のとおり。

 酢ナマコ、アジのお刺身、サラダのような野菜の簡単漬け物、小イカの湯引き、そしてゴーカイ大盛りの殻付き生ガキである。

 そう、生牡蠣なのだ!!

 もちろん他のお料理も、それはそれは美味しい! すべてが信じ難いほどの美味しさ! いままで私たちが食べて来たナマコは、小イカは、アジの刺身は、何だったのか!?と疑問に思うほどだ。

 しかもこれだけでは終わらない! 第2弾として、殻付き牡蠣を土鍋で茹で、タイミングを見計らって殻が開く前に取り出し、殻をこじ開けてぷっくり熱々の、しかも大振りの牡蠣を取り出してくださるのを、レモンをたっぷり絞っていただくのだ。もう牡蠣団体ご一行様による、パラダイスお口紀行である。

 すっかり数年分の牡蠣を食べました!という感じだった。ほとんど「牡蠣だけで満腹」というゴージャスな晩ご飯だ。「あんた、どんだけ食べるんや!?」と夫からは化け物扱いである。まー、これを見ればそれもうなずけるかも。

 そんな昨日の今日なのに、Kちゃんを車に乗せて走りながら、「あー牡蠣、おいしかったなー! 食べたいな〜牡蠣♪」とつぶやいて、Kちゃんを呆れさせたりしている。ほんまに美味しかったんですって!

 そして牡蠣と同等、もしくはそれ以上に私たちが夢中になったのは、実は「とめちゃん」のお話だったのだ。