やっぱり子どもたち
以前の記事「紙魚子の小部屋」は下のリンク集から読めます。
たまには他の誰でもなく自分が原因で、地面が割れるような凹み方をするのだけれど、そんなときに黙っていても心癒してくれるのが子どもたちである。
まだ物心がつかないくらいのときも、お兄ちゃんTくんは、なにもかも悟ったようなまなざしで気遣いながら見つめてくれるので、拝みまくりたいくらいだった。今だって、就職活動から解放されたからか、とても落ち着いていて穏やかな口調なので、精神的には私の方が寄りかかっているのかも。
来年家を出たら、ぽっかりと心に穴なんだろうな〜と、今からしんみりである。
Kちゃんだって、そう。彼女を眺めているだけで、その言動に少しずつ心がほぐされてくる。
今日は国語の勉強をしているKちゃんに付き合っていた(もしかすると邪魔をしていた)。
「『従属』って、どんな意味やろ?」
と彼女は国語辞典をひき、意味を調べる。
「なんや、こいつただのへっぴり腰やんか!『従属』は、スネ夫やな! 『従属』=スネ夫、はい、覚えた〜!」
すっかりKちゃんペースに巻き込まれて、笑顔になってしまう。
「『お母さん』はすごい」という話もあるけど、いやいや、子どものすごさこそが『お母さん』のエネルギーの源ですよ。