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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

ドラマに共感

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 『龍馬伝』では、勝麟太郎に心酔し「海軍をつくろう!」と自分の生きる道を見いだして邁進していた龍馬が、海軍操練所がなくなって生きる目的や夢が潰えてしまった。そんな龍馬に、古くもない過去の自分を重ね合わせて、深く共感。

 でも先週の土曜の『ゲゲゲの女房』では、「自分をかわいそうがるのは、つまらんことです」という水木先生の名言にも、深く共感した。

 20代の頃には、ずいぶんと自分をかわいそうがっていたが、その倍生きてみると、それが「つまらんこと」だというのは、なんとなく判って来る。

 頭ではわかっていつつも、まあつい、自分をかわいそうがってしまうことはやっぱりある。だけど、かわいそうがってしまったその後には「ま、でも、それはちょっと横に置いといて」と思えるくらいにはなったかもしれない。まだまだ水木先生のようには、きれいに割り切れないけれど、60くらいになったらもうちょっと出来るようになるかもしれない。そんな希望的観測で、未来の自分を想定するのは楽しい。

 そうだ。絶望も挫折もひとつの貴重な体験だ。それは自分の中でパワフルな財産になりうるのだ、と『龍馬伝』を見ていて、なんとなく思ったのでした。