ちいさい秋が来た。
以前の記事「紙魚子の小部屋」は下のリンク集から読めます。
めっきり朝晩が涼しくなった。いや、へたをすると「寒くなった」ともいえるくらいだ。
ついこのあいだまで、夏布団どころかタオルケットすら暑くて被れなかったし、冷房の無いいくつかの寝室では、窓を全開にして熱帯夜を(あるときには、だが)夜風で凌いでいた。
それがこの3日程前から、窓は閉めて布団を被らないと寒いくらいになった。パジャマも半袖から七分袖に変わった。
朝、新聞を取りに行くついでに玄関の窓を開けると、実を付けたハナミズキの枝が見えた。随分前から実はなってはいたが、葉っぱとともにごく僅かながら、ほんのりと赤く色づき始めているではないか! ちいさい秋、み〜つけた、なのである。