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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

ちょんまげに非ず

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 FMのちょんまげ三昧は、『仮面の忍者赤影』とか『新八犬伝』とか「わぁ、なつかし〜!」というのもあったけれど、私の琴線に触れたのは2曲。

 『戦国自衛隊のテーマ』。松村とおるが、♪サン・ゴーズ・ダウン・・・♪と歌う、あれ(って、知ってる人しかわからないって)。映画『戦国自衛隊』のテーマソングだ。18歳のお正月にひとりで映画館で観て、大感激して号泣し続けてもう1回観た。その後もテレビで放映されるたびに観ていたかも。

 『戦国自衛隊』は劇中の歌がホントに好きで、テレビで放映された時テープに録音して自家製サントラを作ったくらいだ(当時はビデオがまだ普及していなかった)。今夜、久々に聴いて、懐かしくて鳥肌が立ってしまった。

 もうひとつは『大岡越前のオープニングテーマ』。『大岡越前』は月曜日の夜に放映されていた。そして中学生の頃、私は翌日の火曜日にある家庭科の洋裁の宿題を、この時間帯に泣く泣くしていたのだ。

 この哀愁漂う口笛のメロディは、いやがおうにも私の「明日の家庭科、イヤやな〜(泣)」という憂鬱をいっそう深めてくれた。『大岡越前のテーマ』と『家庭科の宿題(と翌日の実習授業)』はセットになっている。とはいえ、ドラマとしての『大岡越前』は好きだったのだ。山口崇演じる友人(!?)徳川吉宗も含めて。

 いまでも私の悪夢のパターンとして「火曜日の朝にまだ家庭科の宿題ができていなくて、しかも遅刻しそうな時間に登校する」というものがあるくらいだ。

 それほど嫌いだったのに、いまでは手芸に悪いイメージをもっていない。

 もちろん相変わらず下手っぴだ。けれど今は、「下手だけど、それを恥じなくてもいい」「自分が気に入ってたらそれでいいじゃん」だからだろう。高校時代には講義だけで、家庭科の実技がなかったからキズを深くせずに済んだというのも大きい。

 

 こどもたちにフェルト手芸ながら「ノバウサギ」や「ゴーヤマン」を作ってあげられる程度には、手仕事が好きでよかったと、あらためて『大岡越前』を聴きながら安堵したのだった。

 

 う〜ん、全然「ちょんまげ」とは関係ない話だけど、これにてゴメンつかまつる。