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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

期待を裏切る。

以前の記事「紙魚子の小部屋」は下のリンク集から読めます。

 台所にあった渋い市松模様の箱を見つけたKちゃん、

「あ! クラブハリエや!」と大喜びして蓋をあけた。

 渋い市松模様のパッケージは、滋賀県民ならたいていの人が知っている「たねや」の洋菓子部門、「クラブハリエ」のバームクーヘンの箱なのだ。

 もう全国区になっている人気商品で、観光地中心部にあるクラブハリエなどは、観光客がバームクーヘンを買うため、平日でも行列をなしているほど。ことに近江八幡近辺の人間なら、市松模様の紙袋や箱をみたらバームクーヘンが反射的に思い浮かぶくらい、脳に刷り込まれているのである。

 しかもKちゃんが見たのはケチ臭い小箱ではなく、わりと大きい箱だった。当然、期待は高まる。蓋をとれば、高級な薄紙が、貴族の簾の様に中身を覆っていた。

 薄紙を開いたKちゃんが見たものは! 

 私がお正月前にベランダから引き上げた、りっぱな手作り干し柿達。・・・彼女は頭の上にいくつか「!」(エクスクラメーションマーク)を立ち上げたまま、落胆のあまり声もでない様子だったのでした。すまんねえ〜。