MIHOへの道
この日は信楽デー。「MIHOミュージアム」でアメリカから里帰りした日本の美しいものたちを見てから、信楽焼きのあれこれを集めた「陶芸の森美術館」も立ち寄り、そのうえ「日野ダリア園」まで行こうという欲張りな一日だった。
前日にチケットをちゃっかりゲットして、前半はMIHOミュージアムで和物のあれこれと、陶芸の森で信楽焼三昧で目の保養。
秋の信楽はその道程も楽しい。
山の中のゆるい傾斜にある田んぼ。
だんだん畑や茶畑。
棚田と、すずなりの柿(たぶん誰も取らないのだろう。柿の木の持ち主も)。
ススキの土手。
あの向こうには鉄路。
うねる山道をどんどん登って行く。初めて来たら、どんどん不安になるくらい、さみしい山道を果てしなくのぼるのだ。桃源郷への路は遠い(笑)
それでもついに到着。さすがは桃源郷、いちはやく紅葉が始まっている。
MIHOミュージアムは、駐車場から高級感があり、整然として美しいのだ。そもそも駐車場係のおじさんさえ、丁寧でぱりっとしているのだ。
ちょうど停車していたオープン電気自動車?に乗れるよう、H氏にせき立てられる。
エントランスから出発して、さらにゆっくりとのぼる。最後列より後ろの景色。春には枝垂桜が見事だろうな。
SFのようにメタリックなトンネル。何回入ってもドキドキする。
だからここを歩くのも、ちょっと素敵なんですよ。この設計はスゴいと思う。
トンネルを出たら、お馴染みのミホの風景。
そういえば、去年も紅葉の頃に来たっけ。いつもながら、秋には松の緑と紅葉のコントラストが美しい入口なのだ。