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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

旅のプラン

以前の記事「紙魚子の小部屋」は下のリンク集から読めます。

 昨年の秋に行きたかった東北だったが、結局屯座してしまった。当時は働いていなかったし、経済的にも厳しかったという事情もある。

 「とうほくへ行きたしと思へども とうほくはあまりに遠し」*

 と、萩原朔太郎のように呟いて、翌年こそは!と思ったものである。新しきスーツは買わなかったものの、代わりに新しきTシャツくらいは買ったかもしれない。また東は名古屋、西は広島までの複数遠距離日帰り旅を遂行したことは、昨年のブログのとおりである。

 今年はわずかな日数ながら働き始めたが、Kちゃんのシュウカツ(交通費)補助のため経済的にはやはりキビシイ。しかし自分の中の自由時間のタイムリミットが迫っているので、なんとしても今年中に動かなければ!と、強引に実行することにした。

 幸い、たいした額ではないがJTBナイストリップ(商品券)もあるので補助できるだろう。と、JTBの窓口を訪れたが。

 なんと「2名様から」という場所がほとんどだったので、乳頭温泉は諦め、南三陸のホテルは個人的に予約するハメになった。つまり、商品券はビジネスホテル、または交通費でしか使えなかったのだ。

 東北でなにが見たいって、それは秋田の「なまはげ」です!(断言) 今回は「東北でみたいものベスト3」のうち、なまはげ中尊寺という有名どころだけで我慢しておこう。

 福島のさざえ堂もぜひ行ってみたかったのだが、アクセスが広範囲になりすぎて、4日間ではムリ、とJTBのひとにいわれてしまった。家に帰ってこっそり自分でもプランを立ててみたが、そうするとあまりに駆け足プランになってしまうので、泣く泣くあきらめた。まあ、次回東京に行くついでに立ち寄ればいいし、と自分を納得させる。

 それでなくても、「なまはげ」関連の場所には、足の関係で1時間しか滞在できず、悲しい思いをしているのだ。しかもその日の宿は、秋田ではなく岩手の盛岡だ。

 それも4日間といえど、初日はフェリーでまる一日を過ごすので、実質東北にいるのは2日あまりというショートステイだ。

 やはり関西から東北は、フランスなみに遠い。

萩原朔太郎/旅上(純情小曲集)を参照のこと。

ふらんすへ行きたしと思へども

ふらんすはあまりに遠し

せめては新しき背廣をきて

きままなる旅にいでてみん。