まずは姫路にむかう。
8月の最終日、朝早くから播州へ出立。
姫路まで新快速の電車1本で片道2時間。同日東北で使うはずだった青春18キップで、去年行きそびれた「書写山円教寺」に行く事を思いついたのだ。姫路駅からバスに乗り、書写山山麓まで行く。山麓からロープーウェイに乗って到着と思いきや、そこから山を登って20分かかり、やっと山門に到着するのだ。
さすがに時間がかかるので、朝早く出る事にしたのだ。帰りも夕方というわけにはいかないので、晩ご飯の用意がパスできる日を狙っての、計画的犯行(笑)
姫路駅に到着し、ホームにある「えきそば」で、先ずはハラゴシラエ。最近は、できれば少なめのものが食べられる場所があれば、時間に関わらず食べておく。山頂にも食堂はあるらしいが、やたら値段が高かったり、食べたい感じのお店ではなかったりしたら、食べ損ねかねないので。
姫路駅の駅中にいらっしゃった制服姿の案内人に、バス乗り場を訊ねる。でもなんだか様子がおかしい。どうやら日本の方ではないようで、「観光案内所で訊いてください」とのこと。
観光案内所には、いかにもプロ然としたおねえさんたちがずらり。ああ、そうだった、姫路城は世界遺産だったっけ。真ん中のおねえさんにバス乗り場を聞くと、テキパキと答えてくださった、外国語なまりで。
世界遺産のある場所は、外国人率高し、ということなのか。観光客はもちろん、おもてなしする方も、といささかカルチャーショックを受ける。
そんな姫路城には目もくれない日本人や外国の方を乗せた「書写山行き」のバスは、平日だけどほぼ満席状態。去年「TV見仏記」を見るまでゼンゼン知らなかった場所だけど、人気のスポットなんだ。さすがは「西の比叡山」と言われるだけのことはある。
でも私はひとり終点まで行かず、ひとつ手前のバス停で下車。郵便局で風景印をいただくため。
局員さんに、念のためロープーウェイ乗り場までの道順を訊いてから、局を出る。
だって人通りの無い寂しい場所みたいだったから、万一迷子になっても、路上で訊けないかもしれないし。
前方は心配になるほど何も見えなかったけど、10分経たないうちに見えて来るロープーウェイ山麓。
名物「猪肉うどん!?」
イワナを焼くような感じで団子をあぶってるのが新鮮。