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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

なまはげ館

以前の記事「紙魚子の小部屋」は下のリンク集から読めます。

 いよいよ「なまはげ館」に入場。

 

 あ、ポストが! 

 ご当地ポストというものを最初見たとき、上に3次元で地元ゆかりのものが乗っかっているのに驚いたものだが、ここは2次元だった。 

 うっかりすると、見逃してしまいそう。でもチープな3次元よりはいいかもしれない。なまはげの赤が埋もれない様、金色(黄土色?)のポストにするというのも珍しい。

 ここから絵葉書を送ったら、なまはげの消印付きになるのかなあ? 今更ながら、送ってみたかった。でも集荷は1日1回だ。

 石造りの、きれいでりっぱな建物だ。

 タクシーの運転手さんが教えてくれたが、館内は写真撮影OKなので、なまはげさんに「写真とるやつぁ、いねがぁ〜!」と包丁で脅される事はない。

 玄関マットもなまはげさん。あらゆるものが「なまはげ」尽くし。とば口から、なまはげが溢れている。

 なまはげ解説パネル。男鹿の山々は、山岳信仰の本場、修験道の聖地だったんだ。

 能面の元祖のような面のかずかず。白木のものもある。

 「ちゃんと見ていげ〜!」と、なまはげさんに叱咤激励される(妄想)。

 なまはげ変身コーナーも設置され、至れり尽くせり。休日には大人気で行列ができるそうだが、この日は閑散と。団体さんがいなかったからかも。

 藁靴まで!!

 正統なお面。「なまはげ」が古い神事だというのも頷ける。

 小惑星に「ナマハゲ」のネーミングが!!

 火星と木星の間で多数発見された小惑星の1つが「ナマハゲ」と命名されたのは、宇宙関係者の役員が男鹿市の「なまはげせど祭り」に感動して、命名する権利を持つ発見者にはたらき掛け、国際天文学連合に申請していたかららしい。(ローカル紙「秋田さきがけ」2011.12.31参照)

 「こんな顔の小惑星、おらんやろ〜〜! ちっちきち〜」というだみ声が聴こえて来そうだ(汗) でも面白い。

 こちらは、「図解・なまはげ大解剖」的パネル。

 これであなたも「なまはげ博士」だ。と、子ども用書籍には書いてあるはず。

 大晦日に雪の中をやってきたナマハゲと、家の主人が最初に定型で応答する。そんなオープニングイベントにあたる「なまはげ問答」を説明するパネル。

 「なまはげ問答」・・・? 似たものを知ってるぞ。

 ・・・そう、今年の節分に聖護院で見聞きした「山伏問答」だ。これもやはりオープニングイベントだった。なまはげと山伏、やはり、どこかでつながりがあるのかもしれない。

 「ケデ」の説明パネル。「ケデ」は藁で作った蓑(みの)のようなもの。なまはげのコートだ。「ケデ」は、人を神に変える衣装なので神聖なものらしい。暴れるなまはげから落ちた藁は大変にありがたいもので、厄を祓う装置になるらしい。なまはげがやってきた家では、そのまま掃除をせず、しばらくは藁の落ちたままにしておくそうだ。

 秋田県内や海外の、なまはげに類似した民俗行事で使われている面の展示なども。

 真ん中の細長くて大きいこれ、H氏好きそうだなあ〜!

 う〜〜ん、プリミティヴ!!