京都でウインドウショッピング
本日はKちゃんと京都へ。
たぶん最後の受験勉強の息抜きに、四条と駅界隈でショッピングの付き添いである。部活が終了した後も、夏休み中盤からノンストップで勉強に邁進していたので、たまにはお出かけしてみたら?という私からの提案だ。
私が一番心を動かされたお店は、本能寺の近くにあった民族楽器のお店。もう名前も聞いたことないような弦楽器が、ウインドウの向こうに並べられており、琵琶のようなトルコの楽器などを、「カッコイイ〜♪♪」とみつめていたりした。
店内では子ども達が夢中になって、鉄琴のような楽器やマラカスのような楽器を鳴らしていた。たぶんそういうのは、全くオーケーなんだろう。楽器は鳴らしてみて良さが判る、音を出してナンボのもんなんや、という太っ腹な気風のお店なのかもしれない。レジにいたお店の方も、全然気にする風がなかった。
もうひとつ心に残ったのは、Kちゃんと待ち合わせたサンマルクカフェの隣のアーミー関連のお店。兵隊さん用の鞄が店先にあり、なかに中古の品もフックに掛けられぶら下がっていた。
ベージュのシンプルなショルダーのマップバッグ(1980円)にはボール紙の手書きのタグかあり、「旧東ドイツ軍/中古/ビニール」と書かれていた。いかにも使い込まれて、カビも錆もあったような(一生懸命落とされたようだけれど)チャチな品ながら、「旧東ドイツ」という「物語」に必要以上に心を揺さぶられている。思いっきり私のウイークポイントを突かれている。
でもさすがにあまりに作りがチャチイので、きっと使えないだろうとあきらめることができた。そのとたん! となりにあった、ベージュの斜め線がアトランダムに入ったランドセル(手提げにもなる軍人用背負い鞄)に目を奪われる。こちらも旧東ドイツ/中古。そして1050円!
でもその鞄のタグを読んで、もっとくらくらしてしまう。その鞄の斜め線は単なるデザインではなかったのだ。訳ありのアーミー仕様だったのだ。タグにあった鞄の仕様名は
「レイン・カモフラージュ」!! いや〜〜、わからなくはないけどね〜(笑)
何度も行きつ戻りつしながらも、結局買わずじまいだった。やっぱりこれも使うのは無理そうだもんなあ・・・。ああ、でもちょっと夢にみそうな「レイン・カモフラージュ」だった。