以前の「紙魚子の小部屋 パート2」はこちらhttp://blog.ap.teacup.com/tanukitei/から、 その前の「紙魚子の小部屋」はこちらhttp://ivory.ap.teacup.com/tanukitei/から。

紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

京都でウインドウショッピング

以前の記事「紙魚子の小部屋」は下のリンク集から読めます。

 本日はKちゃんと京都へ。

 たぶん最後の受験勉強の息抜きに、四条と駅界隈でショッピングの付き添いである。部活が終了した後も、夏休み中盤からノンストップで勉強に邁進していたので、たまにはお出かけしてみたら?という私からの提案だ。

 私が一番心を動かされたお店は、本能寺の近くにあった民族楽器のお店。もう名前も聞いたことないような弦楽器が、ウインドウの向こうに並べられており、琵琶のようなトルコの楽器などを、「カッコイイ〜♪♪」とみつめていたりした。

 店内では子ども達が夢中になって、鉄琴のような楽器やマラカスのような楽器を鳴らしていた。たぶんそういうのは、全くオーケーなんだろう。楽器は鳴らしてみて良さが判る、音を出してナンボのもんなんや、という太っ腹な気風のお店なのかもしれない。レジにいたお店の方も、全然気にする風がなかった。

 もうひとつ心に残ったのは、Kちゃんと待ち合わせたサンマルクカフェの隣のアーミー関連のお店。兵隊さん用の鞄が店先にあり、なかに中古の品もフックに掛けられぶら下がっていた。

 ベージュのシンプルなショルダーのマップバッグ(1980円)にはボール紙の手書きのタグかあり、「旧東ドイツ軍/中古/ビニール」と書かれていた。いかにも使い込まれて、カビも錆もあったような(一生懸命落とされたようだけれど)チャチな品ながら、「旧東ドイツ」という「物語」に必要以上に心を揺さぶられている。思いっきり私のウイークポイントを突かれている。

 でもさすがにあまりに作りがチャチイので、きっと使えないだろうとあきらめることができた。そのとたん! となりにあった、ベージュの斜め線がアトランダムに入ったランドセル(手提げにもなる軍人用背負い鞄)に目を奪われる。こちらも旧東ドイツ/中古。そして1050円!

 でもその鞄のタグを読んで、もっとくらくらしてしまう。その鞄の斜め線は単なるデザインではなかったのだ。訳ありのアーミー仕様だったのだ。タグにあった鞄の仕様名は

「レイン・カモフラージュ」!! いや〜〜、わからなくはないけどね〜(笑) 

 何度も行きつ戻りつしながらも、結局買わずじまいだった。やっぱりこれも使うのは無理そうだもんなあ・・・。ああ、でもちょっと夢にみそうな「レイン・カモフラージュ」だった。