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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

『聖☆おにいさん』No.4

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 出勤時の近江鉄道の中で『聖☆おにいさん』第4巻読了。

 これが今までかなりのレベルを維持し続けた漫画だったので、期待が大きかったからかもしれないけれど、「この爆笑な面白さを、ネタバレ全開でアツく語り合いたい!!」という、あのいつもの読後感が今回あまりない。面白くはあったのだけど、個人的には爆笑レベルではなかったのだ。なんというかちょっと「生煮え」な感じなのだ。

 でも今回登場したイエスの父(大工のヨセフでない方)、つまり天界にいらっしゃる万物を御作りになった「神様」のトボケたキャラはなかなか(笑) 彼の化身である白鳩の表情は、何回見ても「うまい!」としか言いようが無い。あの鳩の絵だけで笑えたもんな。(とくに面白いシーンではないような気がするのにー苦笑) 

 4巻の感想ブログ記事をあちこち覗いて読ませていただいたら、「『イエスの父さま』の声は北大路欣也が自分の中では吹替えしていた」って書いている方がいて、ああ、確かにそれは言えるかも!と、おおきくうなづいてしまった。台詞の感じも、ソフトバンクのCMの「おとうさん」と、ちょっとイメージだぶってるかもしれないな(・・・いいのか、畏れ多くも「神様」なのに犬と一緒にして!) 他にも「父さん」ネタで笑える所はあったし。今回「神様=イエスの父」が私のツボだったみたい。

 そしておなじみの梵天さんや大家さん、イエスの陽気な弟子達や極道の一家もちゃんと出て来てくださり、単純にうれしい♪

 私の不思議な程のテンションの低さは、「もしかして作者の中村光さんは、もうこの漫画は描き飽きた?」 「作者は聖典からのネタ探しに疲れてしまった?」といういわれなき不安感からきているのかも。来春に発売予定の5巻で、これが杞憂に終わることを祈りつつ。