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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

ちょっといい話

以前の記事「紙魚子の小部屋」は下のリンク集から読めます。

Kちゃんを塾まで迎えにいった帰りの車中、カーラジオではマイケル・ジャクソン特集をしていた。

 それを聴いてKちゃんは、塾もクラスも一緒のMちゃん(男子)の話をしてくれた。

「Mちゃんな、どうしてもムーンウォークをマスターしたくなって、2時間練習しやはったらしいねん」

「ええ〜?? 受験生がこの時期に!? すごいな〜!」

「なんでもできる器用な人やから、こないだ朝会ったら『なー、ちょっと見てくれる?』って、ムーンウォークみせてくれはったねん。マスターしてすぐ家族に見せはったら、めっちゃウケたらしいし」

「わー、ええ話やん! 受験生がこの時期にムーンウォークの練習するなんて。それだけでもスゴイのに、家族も『そんなことしてる場合ちゃうやろ!』て怒らんと、温かく見守っててマスターできたら、やんやの喝采って! そんな家族ちょっとないで。ほんまにええ話やなー」

「うん、あそこの家は『ええ人ら』やから」

私としては、ちょっとどころか、ものすごく「いい話」だったのでした。

「出来る子の家は余裕があるから」と思う人もいるかもしれないけど、こんな話を聞くと、逆に「家族に気持ちの余裕があるから出来る子になる」ようにも思えるな。