「なんちゃってお寿司」
昨日はお兄ちゃん、Tくんのお誕生日だった。
本来家族のだれかのお誕生日には、お寿司にすることになっていたのだけど、どうにも材料を揃えたり、すし飯をつくったりする時間の余裕もなかったので、お兄ちゃんの好きなウナギを買ってお茶を濁そうと思っていた。
ところが昨日に限って目を付けていたスーパーのウナギが売り切れていたのだった。う〜ん、困った。もう一軒スーパーに立ち寄る時間もない。
え〜い、仕方が無い。彼は寿司ネタとしては、マグロとたまごさえあれば満足な人だから、この際「なんちゃって寿司」を決行してみよう。
ということで、マグロと「すし酢」を購入し、出し巻たまごを焼いた。
「すし酢」をご飯に混ぜていく過程で、ハナにつんつんと酢の匂いが襲いかかる。味を整えるのに調味料を微調整する。そんなこんなで寿司飯を作るのに多少四苦八苦したが、本来半日がかりのすし飯作成のことを考えたらウソのように短時間ですし飯ができた! 「すし酢」、恐るべし。まさにマジックソースである。
「なんちゃってお寿司」という私の言葉に、「地雷の匂いがする・・・」と不安でいっぱいの口調だったTくん。しかし途中お風呂を挿み、2回に分けて(つまり休憩を入れて)いっぱい食べてくれ、なかなか満足そうだった。
ということで、21回目のお誕生日おめでとう。それと、ご希望の(えらくマニアックな)会社に入れますように!