春を感じて
昨日は久しぶりに実家に立ち寄った。いつもより、ちょっとのんびりさせてもらった。
ふきのとうを採りにいったのだ。食料としてのふきのとうだ。H氏はふきのとうが大好きなのである。それもスーパーのでなく絶対地のもの。
すでに時期は遅いくらいで花開いていたり、ふきのとうの裾が小さい蕗の葉の形になりかけていたりしたけれど、それでも10個ほど食べ頃なものを採取する。土筆もあちこちで出始めていた。
子ども頃から大好きだった紅梅が、蕾をふくらませ、いくつかは開花していて丁度見頃だったりする。枝も私がいなくなってからキレイに剪定され、盆栽のように風情のある枝振りになっている。カメラを持ってこなかったことが悔やまれた。
梅の香りに下の石垣で群生している水仙の香りが混じり、風に乗って漂っている。春を満喫だ。
Kちゃんの祖父母である両親は、Kちゃんの志望校合格を祈って、桜の花を飾っている。「散る前に新しい桜を買わんと」と言っていた。ありがたいことである。
ふきのとうはH氏のリクエストにおコタエして、天ぷらに。天ぷらならアクヌキしなくてもいいので、ある意味ラクだった。ふきのとうを食べるのはH氏だけ。私はさつまいもやチクワやエビの天ぷらをおかずにした。
ところで衣に日本酒(焼酎がなかったので)を混ぜたら、いい具合にカラッと揚がり、かなりうれしい。おためしください。