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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

比良八講だ!

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 今日の午前中に雨が降り出し、次第に雨音が激しくなるので、どんだけ大粒の雨が?と外を見れば、デッキの上でアラレが撥ねていた。3月の下旬にアラレ?  車に乗ってお出かけすると、湖西の比良山系が雪でシャープなお姿に!しかも上の方は、すっぽりと雪雲に覆われている。  お昼を越えると北風が吹きすさんできた。おまけにめっぽう寒い。  これはまさしく『比良八講の荒れじまい』というものだ。大津市歴史歴史博物館のHPより引用してみる。 毎年3月下旬、寒気がぶりかえし、比良山から突風が吹き荒れることがある。湖国に本格的な春の訪れを告げる自然現象で、これを「比良八講荒れじまい」と呼ぶ。その由来は、かつて比良にあった天台宗の寺院で、法華経を講読する法華八講とよばれる法要が営まれた。この法要の時期が、天候が荒れる時期と重なっていたことから比良八講と呼ばれるようになったといわれている。昭和30年、比良八講の法要は、箱崎文応大僧正によって再興され、毎年3月26日、天台宗の僧侶によって、打見山で取水した水を湖上に注ぎ、水難者の祈祷ののち、近江舞子で採燈護摩供が行われている。  調べてみたら、山伏姿で法螺貝を吹き鳴らしてのお練りもあり、なかなか壮観だ。  それにしても、ばっちり3月26日に大荒れなんて。法要と自然現象が組合わさっているなんて、昔の人はすごいと思う。