以前の「紙魚子の小部屋 パート2」はこちらhttp://blog.ap.teacup.com/tanukitei/から、 その前の「紙魚子の小部屋」はこちらhttp://ivory.ap.teacup.com/tanukitei/から。

紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

この親にして

以前の記事「紙魚子の小部屋」は下のリンク集から読めます。

 『ゲゲゲの女房』に最近登場して活躍している!?のが、村井茂(=水木しげる)の父、村井修平(=風間杜夫)と村井絹代(=竹下景子)で、実は私は彼らの登場を首を長くして待っていたのだ。彼らが大好きなのである。

 当時、地方では抜きん出た秀才でエリートのお父さんは、文化や芸術が大好きな芸術家肌の人。底抜けの楽観主義者かつ自由人なので、職を転々とするも決してメゲない。「こうあらねば」とか「こうせねば」というこだわりが全くないのだ。柳に風の風情なのだ。

 そんなお父さんに何度も煮え湯を飲まされ続けた(!)であろうお母さんは、なにがなんでも逆境に負けない。ときに暑苦しいくらいの愛情も、溢れんばかりである。自分の持つ力のすべてを結集して、息子、茂にお見合いを承諾させるくらいだ。だから強力である。パワフルである。・・・もっともそんな力み返ったお母さんのパワーも、お父さんに対しては暖簾に腕押し状態なのかも(笑)

 竹下景子演じる茂のお母さんを観ていると、水木しげるの著書や漫画に登場する「ふはっ」という擬態語(だったっけ?)の体現者では?とふと思ったりしてしまう。それほど常に気合いだらけの人なのだ。