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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

自転車、りんりん。

以前の記事「紙魚子の小部屋」は下のリンク集から読めます。

まず本屋大賞については、朝のニュースを聞いて憤慨していた。5月にカーネーションをプッシュするような商売をしてもなあ。それに、すでに充分売れてるじゃん。広告にあるシチュエーションは面白いんだけどね。内容だって、少女マンガの原作なら許すのだが。だいたい書店員のひとたちは、ほんとにこれ、読んで1票入れたのかしら? もしくは書店で大規模な世代交代が起こった?という疑惑すら浮かんで来る。

 さて、本題。

 雨風には負けるが(軟弱!)、花粉症には負けず、自転車生活を送っている。ガソリンの高騰と、気候の良さと、近年稀にみる私の時間の豊かさに起因する。

 Kちゃんの自転車を借用しているので、最初はハンドルがまっすぐでサドルとハンドルがほぼ同位置の自転車に戸惑い、ちょっと練習が必要だった。しかもいざ目的地に着いたら、鍵のかけ方がわからず、ハラハラしながらも施錠せず自転車置き場に。帰宅後すぐKちゃんからレクチャーを受けた。

 実は自転車置き場から電話して鍵のかけ方をきいたのだが、どうも理解できなかったのだ(汗)

 しかしKちゃんの自転車は以前私が乗っていたママチャリより、たぶんいいものなのだろう、ペダルが軽いのでスイスイ走る。そのスムーズさは、ときにスピードが出過ぎてキケンなくらいだ。

 あるいはブレーキがききすぎて、自転車はストップするのにカラダがつんのめったりするので、これもキケンなのである。だから緩めにブレーキをきかせなければならない。そのためには、そもそもスピードを出さないように、ゆるゆると走らなければならない。「いい自転車」をフル活用するには、私にはキケン過ぎるのだ。

 つまり逆にいえば、しゃかりきに走る事をいましめる、エネルギーエコな自転車なのだ。

 自転車生活で困難なのは、醤油やみりんや飲み物などの重いもの、あるいは紙おむつなどの非常に嵩張る物を買うときだが、そういうものを買う時には、なるべく車を使わざるをえない送迎時のついでにするといい。

 自転車でいいのは、春の空気や景色を、車よりはリアルに感じられる事だろう。これって、意外なほどすべてを忘れて、うれしい気持ちになる。

 春の花といえば、私にとってはモクレンと椿だ。

 いま、たぬき亭では椿を飾っている。ウチの中にお気に入りの花があると、家族が増えたくらいうれしくなる。いや、大袈裟でなく。