再起の月曜、吉本彦根劇場補遺
ということで、まだよろよろながらも一週間が始まった。
仕事に行かないので、無理矢理カラダに負担を強いることはなくなったけれど、それでも「やらなければならないこと」は一日で消化しきれず、日々積み残しだ。とはいえルーティンワーク以外の仕事は「一日ひとつ消化」すればよし、として焦らないようにしなければ。夏に無理は禁物。(しかしこんなに早く「夏」がくるとは・・・不覚)
それから有形無形にお気遣いいただいた方々には、ふかくお礼を申し上げます。ありがとうございました。おかげさまで、気持ちの上では、ずいぶん上向きました。
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ところで先日の吉本新喜劇in彦根の舞台で、書き落としたことがあったので追記。お芝居が終わったら舞台で出演者が「江州音頭」を踊る、というのが締めだった。
吉本の芸人さんたちと地元の子どもたちやおじさんおばさんたちが、ひしめいて輪になって踊っていた。Kちゃんを探すも見当たらないので、「ははあ、きっと舞台がツメツメでぎっしりだから、遠慮したんだな」と、いかにも幼少からオトナ以上に気を遣うKちゃんらしい判断だと納得した。(後で本人にきいたところ、やはりそうだった)
踊りも終了し、最後のカーテンコールには出場者全員が登場して、緞帳が降りる間、みなさんは客席にお辞儀をしたのだが、はしっこの方で静かにお辞儀をするKちゃんをみて驚愕した。
それは感動的に心のこもったお辞儀だった。全身全霊でお辞儀をしている! あんなお辞儀を若干10代の子がするのか!?
そういえばクラスで演劇をするときも「台詞は必死で覚えるけど、演技の練習はしたことがない」と豪語していたっけ。これほど瞬発的に身体表現力が高かったら、即興の演技はお茶の子さいさいなのかも。それで中学3年生の舞台では、見ている人を釘付けにしたり、鳥肌立たせたり、感涙させたりしたのだから大したものだ、といまさらながら感心した。
たとえ舞台人にならなくても、日々の生活や仕事のなかでも演技力は必要なことがあるので、ぜひ有効に活用してほしい。未来への健闘を祈る。