アサガオ
久しぶりに息のつけるすゞやかな風の吹く午前中。洗濯物を干して、時間をかけてお風呂掃除する。
6月末頃から、はやくもアサガオが咲き出した。それはうれしいのだが・・・そもそもアサガオを植えたのは、「緑のカーテン」づくりを目論んでのことだった。それが15センチの蔓で、しかも葉っぱがまばらでは、想定外も甚だしい。
でもアサガオに罪はないのだ。プランターにアサガオの種を植え過ぎたのを、移植もしないでいた私に罪があるのだ。自業自得というやつである。悲しい。
H氏は、お向かいの家のゴーヤだかヘチマだかがキレイに軒先まで伸びた蔓を指差して、「おお〜きれいに蔓がのびてるやん〜♪」とうれしそうに、わざわざ私に言うのだ。もちろんそのあとには「それにひきかえ、アンタのアサガオは」と云いたい訳だ。口に出して言わないのがまた、にくらしい!
いやいや、今年は暑くなるのが早すぎただけだ。勝負はこれからだ。7月にはきっとジャックの豆のように、一気に蔓が伸びて緑のカーテンがそよぐはずである。と思っていたのだが、もう7月である。
もちろん最悪のシナリオについても、心の準備はしてあるのだ。夏休みが終わった頃からいきなり蔓が伸び始め葉が繁り、家族から「おそい〜!!」と突っ込まれるというどんづまりなシナリオも。それについての反撃を考え始めている今日この頃でもある。