桑田のドコモCM
カップ&ソーサーの話の続きを書くはずだったけど、期間限定のCMネタを発見したので、先にこちらを。続きはまた次回に。
スマートフォン役で出演している桑田圭祐の、ドコモのCMはみなさんご存知のことと思う。思わず見入ってしまう秀逸なCMだ。
午前中に何気なくネットを流していたら、衝撃の記事にぶちあたった。このドコモのCMのロケ地が、なんと滋賀県の近江八幡市で、しかも子どもたちの通っていた学校の近所らしいとか。戸外は北の庄、円山あたり。
そしてお店のシーンは、なんと、何度かKちゃんと一緒に、うどんやカレーライスを食べた「初雪食堂」だったなんて!!!
お昼のかきいれ時の雑然とした大衆食堂らしさは影をひそめ、お昼と夕方のなかば、のどかな人気の無いときには、昭和レトロ感が、ああも漂う風情になるとは!
「初雪食堂」、侮りがたし。レトロついでに、40年前のように、アイスの冷蔵庫や、びんラムネも置いてほしいなあ〜。日曜ごとのバスでの図書館通いをしていたとき、バスターミナルの発着点だった元八幡の向かいにある「初雪食堂」には、ずいぶんお世話になった。
小学生の女子がきつねうどんを注文するのにも不審がらず、普通に親切に対応してくださった。今から思えば、充分すぎるほど不審な小学生だったのに。日曜の午後の、リピーターとしてハラペコのときにはうどんを、夏には森永のカップアイスやラムネを買っていたのだ。
昔から好きなお店が、密かな全国区になっていて、素直にうれしい。
ネット上ではドコモのCMのロケ地として、話題になっているし、桑田自身も、たいへん近江八幡がお気に入りの模様で、自身のラジオ番組で絶賛されていたとか。水戸黄門などの時代劇ロケだけでなく、最先端商品のCMロケ地にまでなるなんて。近江八幡の地が持つ懐の深さに、やっと時代が追いついたのかも。感無量である。風景的には、ほんとにいいところなんですよね、滋賀県は。