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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

カオスな行動

以前の記事「紙魚子の小部屋」は下のリンク集から読めます。

通称・「山の地蔵」を見たし、椿の実も見たし、次はちょっと高台にあるので田園風景を見渡せる、素敵なロケーションの墓地に行ってみた。

 H氏は迷子になるたびに突き当たるくせに、実はとても苦手なのでパス。ときたまお寺にいって肩に激痛が走ったり、胸にどんよりした不吉な気配を感じたりする人なので。

 明るいし拓けているけれど、やはり墓地は墓地。古い風雪に耐えた墓石もあり、空気には歴史の厚みや重みが漂っている。2段階に仕切ってあり、上部には「憩」と刻まれた石のモニュメントなどもあるが、死者はともかくとして、生者が憩えるところではなさそうだ。ここで眠る人々は、日々抜群のロケーションを見渡せるのだから、心安らかに憩えそうである。

 妙感寺の裏手には、石庭の名残もあった。

 その角には山号などが掘られた石の標もあった。

 え? もしかして「雲黒山」とか!? 顔を近づけてもう一度読んでみる。

 まさかね。「雲照山」でした。

 すてきな灯籠もありました。

 では妙感寺を後にして、目的地へ。鹿肉を買いに来たんだ。

 「紅葉や ひろた」の入口には、バンビの剥製(売り物)とか「はにわ」の置き物とか、福招きグッズ(大黒様や招き猫など)が、情け容赦なく無秩序に並べてある。胸がすくくらいのカオス。店主は猟師さんでもあるので、ジビエ&剥製(&頭骨)という並びになるのだ。

 ここで店主の鹿肉讃歌をひとくさり拝聴した後、希望のあれこれを入手し、無事目的を果たす。

 そういえば、お寺に寄って肉を買う・・・というのも、なんだか無秩序な行動かもしれないなあ。