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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

「たねや」に完敗。

以前の記事「紙魚子の小部屋」は下のリンク集から読めます。

 「たねや」の期間限定のお菓子のラインナップをみたくて、「たねや」のHPを拝見した。とにかくこの季節はクリ! なんといってもクリ!!

 上生菓子「晩秋」・・・めくるめくような美しさと秋情緒にあふれた職人芸だ。ああ〜おいしそう〜。でも〜お値段がね〜・・・とつぶやいても、テレビショッピングのように「今なら端数切り捨てで、なんと300円!」というわけにもいかず。

 それでも『栗月下』という棹菓子のコピーには、「素材を超えたおいしさ」とあって、ということは「栗よりも栗」ということになる。「栗よりうまい十八里(さつまいも)」とはいうけれど、「クリよりうまいクリ」というのは、どんなのか?

 「近江八幡日牟禮ヴィレッジたねや」に立ち寄ったとき、好奇心を抑えきれず、高価なので一番小さいサイズを購入した。ふつうの羊羹の1/3くらいかな。でもお値段は羊羹1本分。

 一口大に切って口に入れてみる。たしかに栗より栗や!! Kちゃんにいわせると、「ホクホクすぎて口の中の水分が全部吸収されてしまう! 口の中、サハラ砂漠や!」ということだった。まさにそのとおり。そして150%栗だった。

 栗を濃縮。栗を満喫。栗を飽食。ものすごく素朴な味なのに、おそろしく贅沢。 

 ああ。この分だったら上生菓子にも手をだしてしまうかも。自制自制。

 と用心深く「たねや」のHPをチェックしていたのに、奥座敷に用意された、老舗の和菓子屋(分家の洋菓子部門だけど)とも思えない意表を突く商品と出会い頭事故を起こす。「まさか」というやつだ。

 「まさか、あの『たねや』が、そんなものを!」という、ミスマッチ感に溢れる商品。

 『罵憂夢喰変』だ! 老舗菓子屋とリーゼントのツッパリとのコラボ商品だ。

 以下はこの商品の頁より引用↓

 2012 年2月19日、NHKホールでの氣志團結成15周年記念GIGの日に設けられた先輩席(限定160席)のお客様へのお土産の為だけに作られた≪氣志團×CLUB HARIEバームクーヘン≫。

 このコラボ商品の発端は氣志團公演の「おみやげ」から始まり、次いでご要望にお応えして数量限定で販売され完売に。そしてついに今春より、オンラインショップのみ追加販売がされることになった。

 中身は普通の「たねやのバームクーヘン」なのだが、箱と包装紙が氣志團魂に溢れている。包装紙は相撲の番付表をイメージし、6人の出身地を東西に分けて配置。箱は氣志團メンバーのイメージカラーを歌舞伎の緞帳風にデザイン。(上記の『罵憂夢喰変』にリンクが貼ってますので、クリックすると見られます↑↓)

 仕掛人は、(たぶん)自他?ともに認めるバームクーヘンマニアである氣志團綾小路翔くんだ。彼のアツい「たねやバーム」への想い溢れる、押し推しの文章もアップされている。「見た目も味も半端じゃないです!!」

 嗚呼、たしかに!!

 う〜ん、こういうの、弱いんだよね。

 その心意気いいね! その洒落っ気にご祝儀だ!とばかりに、気持ちがお祭り気分に浮かれ出す。

 えーい、ネタで学友とスイーツタイムにしてくれ、Kちゃん!