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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

妖怪あらわる。

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 きのう、ずっと部屋にこもり勉強していた受験生のKちゃんが、夕方台所にやってきた。

「いまふと思いついたんやけどな、『妖怪ハラクダシ』、って、ええとおもわへん?」

「いいやんそれ! 抜群に妖怪らしいネーミングや。 ビジュアルはどんなん??」

「わりとみかけはイカツイねん。そやけど、すぐハライタになるし、そわそわして青ざめよるねん」

 もうそれを聞いただけで、ビジュアルが浮かんでしまう母娘の以心伝心ぶり(笑) 

 上半身ハダカのくせして、ハラを冷やさないように腹巻きは欠かせない。腹巻きがあったら、下半身は当然のようにステテコと下駄履きだ。イカツサを強調するため、金チェーンのネックレスをして、腕にはなぜかロレックスの腕時計だ。

 こうして、冷蔵庫の「献立/買物メモ」の広い空白に、鉛筆描きのニューアライヴな『妖怪ハラクダシ』が突如出現したのだった。