女子高生、『平清盛』をみる。
以前の記事「紙魚子の小部屋」は下のリンク集から読めます。
Kちゃんと『平清盛』見ていたら、頼朝と義経が初めて対面する場面があった。
「(このドラマは、同じ姓の人たちがどんどん出てくるので、見分けるのが難しいけど)義経はいつも弁慶とセットやし、わかりやすいね」というと、にやりとKちゃん。
「ずっと思ってたことなんやけどな・・・弁慶って、ぜったい、ゲイやと思う。義経にラブラブやんか」
「!!!・・・そしたら、静御前がでてきたら、どうすんの?」
「静御前って、だれ?」
「義経の恋人やんか〜」
「それは号泣やな。ほんで嫉妬の嵐」
「それから、義経の肖像画があるやろ? あれ、頭が残念なことになってるけど、義経、あの時点でまだ20代やねんで」
えっ? 義経、若くして禿げていた? 知らなかったよ。でも調べたらくだんの絵は、江戸時代の人が描いた想像画だそうで。義経=若禿の根拠なし、かも。って、そんな紛らわしいもん、教科書とか資料集に載せるなよな。
「頼朝が、清盛のことを『(武士として情けない負け方をして)一体20年間どんな暮らしをなさっていたのだ』っていってるけど、自分かて征夷大将軍になったとたんに、落馬して死んでるし。それも武士としてどうかと思う」
現役女子高生の知識と感性には、恐れ入る。でも彼女は世界史受験だけどね。