福袋についての考察
以前の記事「紙魚子の小部屋」は下のリンク集から読めます。
2日にもKちゃんは塾の自習室に電車で行って来た。2日なので初詣も済み、電車は混んでいないだろうという彼女の目算は大きくはずれた。
彼女のいい方を引用すれば、「電車は『福袋ヤロー』でぎっしり」だったのだ。
金額的にはお買い得感いっぱいの「福袋」に、憧れるひとは多い。かくいうKちゃんだって、数年前までは目に星を浮かべながら、(たぶん)お年玉で買ったのである。彼女の黒歴史のひとつだ。
中身はキンピカ、メタルカラーのカバンのオンパレードで、高額の値札が付いていた。いまもほぼまっさらなままの複数のカバンは、押し入れの一部を占拠している。その中でも「まだしも」なカバンは、私が2、3点いただいた。
ということで、大きな教訓を得た彼女の結論。
「福袋と同じ予算で、お正月のバーゲン期間に半額になっている、自分の気に入ったものを買った方がお得やで!」
私は、(今年はどうか知らないが)千円で10個自由に好きな商品をチョイスでき、カレンダー、およびミスドキャラのストラップとかオマケ入りの「ミスタードーナツ」の福袋をおととしまで買っていた。堅実な「お買い得」だと思う。