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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

お代官様、お許しを〜!

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 昨夜は「歴史秘話ヒストリア」の流れで、つい『探検バクモン』を続けて少し見てしまった。爆笑問題の二人が、東京国立博物館を探検するという回である。保存と展示を両立させるハイテクな業のかずかずに感心。

 ここでの目玉は古代エジプトのミイラ。ハイテクな保存法とは別の視点で、ミイラ話題で盛り上がってしまう母娘。

「お代官様が来て、『くるしゅうない、近う寄れ』とかミイラにいって、包帯をくるくるくる〜って」

「で、ミイラが『あれ〜、お代官様、なんてご無体な〜! どうかお許しください〜!』ってくるくる回って」

「包帯ほどけたら、なんとスケルトン! ハダカすぎるやろ〜!!」

 ミイラが一段落したら、母娘は、それぞれに解散。

 ところで、わが町、野洲市は銅鐸の町である。ゆるキャラだって銅鐸の形の着ぐるみをした、まんまなネーミングの「どうたくくん」だ。この地で日本最大のものを含む多数の銅鐸が出土したのを記念し、20年ほど前には「銅鐸博物館」も作られた。

 しかし、「日本最大の銅鐸」は、現在、東京国立博物館に拉致されている。

 ついでにいうと、滋賀県大津市で明治時代に発見された日本最大の隕石「田上隕石」は国立科学博物館に拉致されている。ロシアの隕石落下の報道以降、隕石人気に火がついたらしく、博物館玄関の「田上隕石」は大人気らしい。

 日本最大の地方のモノたちは、「東京へ、東京へ」と草木とともになびいていってしまうらしい。ちょっと残念な気もする。