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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

桃源郷で山菜採り

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 本日は例年通り、実家に帰らせていただきましたが、例年通りH氏同伴。

 お昼ご飯も済もうかという頃、父の「町内の堤防沿いで山菜が採れる」という情報をゲットしたH氏は、突如目を輝かせ始めた。

「あんたは酒飲んでへんし、車で堤防まで行こ!」

 細い道の堤防沿いにゆっくり走り、車を停車できるスペースを発見して、道端で山菜を探す。

 が、ヨモギしかみつからない。

 すると向こうの方で軽トラが止まり、年配の夫婦者がやはり、道端で探し物をしていた。その方向に向かって歩く。やがて、ちいさなシダが現れた。ワラビのなれの果てである。「なれの果て」になる前のワラビを探して歩く。少しなら、あった。ホンの少し。あと、「なれの果て」のうちでも一枝だけくるっとしてるのとか。

 少し道を外れた場所のヨモギをお風呂用にいただいたのと、ワラビを少し摘んで、本日の収穫とした。

 それでもウグイスが複数で鳴き交わし、そよ風が吹き、一本だけ、八重の桜が重そうな花をつけていたのを見たし、まるで桃源郷のような風景を存分に味わい、まさに心の洗濯。

 極楽、極楽。

 

 堤防からの眺め。

 青空、白い雲、水田、麦畑、山の麓の家々。

 子どもの頃はなんとも思わなかった風景。

 遅咲きの八重桜をみると、

 桜餅が食べたくなるのは、なぜだろう。

 生ワラビ。

 アクヌキ中の湯通し済みワラビ。