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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

静かなイブ

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 子どもが大きくなり親の手を離れると、クリスマスがそれほど特別な日でなくなる。もはやすっかり日常と化してしまう。それでもちょっとは日常ではないこともあった。

 今日の午前中は、近江八幡の知人K子さんのご実家で、ポチ袋製作会があったので、時間を縫って柚子の籠を抱えて訪問した。

 石灯籠や背の低い山茶花がある落ち着いた庭を見ながら、落ち着いた子ども達やフランクで明るい年配の方数名と一緒に、筆を振るってアバウトな絵を描く楽しさ。子どもの時には、ご近所のおウチそれぞれに、我が物顔で居座っていたが、そんな感覚を久々思い出した。

 素敵なモノがいっぱいあるのに、寛げるおウチというのは、実は滅多に無い。ひとつには複雑で面白い構造なのにゆったりとした間取りで、お屋敷といえるほど広いのに、親しみやすく誰でも受け入れ態勢万全なおウチだから、というのもあるのかもしれない。それはこの家の住人たちの人柄なんだろう。K子さんはもちろんだが、お母様も若くおしゃれで、心持ちも素敵な方なのだ。

 ささっと三つほどポチ袋をつくり、先生の作品もごっそりいただき、早引きする私に豚汁のお土産までいただいて、急いで帰宅し、あやしい空模様に洗濯物を回収する。

 家事をひととおり済ませたら、年賀状の最終チェックや書き込みなどをして地域別にくくり、普段通りの晩ご飯とする。

 夜は宮藤官九郎の『木更津キャッツアイ 日本シリーズ』をみて、やはり薬師丸ひろ子のセリフに感動。「がんばらず、くさらず、普通に生きる」って、やっぱりカッコイイ。

 お便りなどが届いていたりもして、にっこりしてしまった。とくに我が家でウケた変形ハガキは、とっても気に入ってドアノブに飾ってしまいましたよ。ありがとう、Oさん! Kちゃんも「どーしたん、これ! ええな〜!!」とご満悦でした。