雪だるま、ファイナル
さて、波瀾万丈な人生(雪生?)を送っている、雪だるま氏のその後である。
昨日は頭の部分が随分やせて、目も取れて地面にころがっていた。
そのかたちをみたH氏は、「『W3』のカモみたいや! やっぱり宇宙人やったんや!」といい、私たち世代(昭和30年代生まれ)には懐かしい、まだ白黒時代のテレビアニメを思い出させてくれた。
ちなみにここでの『W3』とは、手塚治虫のマンガを虫プロがテレビアニメにしたもので、戦争を繰り返す野蛮な地球人にあきれる宇宙人達が、地球を生かしておくべきか否か1年間調査するために派遣された宇宙人3人と人間との交流のSFである。地球での宇宙人は、ウサギ、カモ、馬に姿を変えているので、H氏はカモのブッコのことを言ったのだ。
そして本日、いよいよやせ細ってきた雪だるま氏の姿は、ついにカモではなくなる。
かなり薄汚れてはいるが、これは・・・
白鳥!?
ラストが白鳥ということは、「みにくいあひるの子」だ。とりあえずは、めでたしめでたし、ということなのだろうか。
こうしてベートーベンやクレーマーから始まった雪だるま氏の人(雪?)生は、アンデルセンで幕をおろしつつある。さまざまな物語を彷徨いながら、ブログ記事を4本も書かせてくれた雪だるま氏に感謝しつつ。
さらば、また雪の日まで。