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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

目玉に栄養を。

以前の記事「紙魚子の小部屋」は下のリンク集から読めます。

 この日はオフだけど、自由時間は2時間ばかり。

 それでもかねてからの予定通り、近江八幡尾賀商店さんへ行く事にする。期間限定で開催された色束さんの草木染めのお洋服や小物を集めた初個展(&販売)がメイン(すでに終了しました。次回は京都伊勢丹にて開催予定だそうです)。ここには他にも、雑貨売り場やカフェもある、落ち着いたおしゃれな一角なので、同じ敷地内でお店のハシゴができる、楽しいスポットだ。

 美しいグラデーションやぼかしの、草木染めの和やかな色みにため息をつきつつ、2Fの展示もみようと上がってみる。

 そこで思いもしなかった人に出会う。

 れんくみさんっ!!

 思いもしなかったとはいえ、ここでの接近遭遇や入れ違いは経験済みなので、まんざらまったくの偶然でもないのかもしれない。それも二人とも来た途端に出会ってしまうなんて! 運命?(笑)

 その後、場所を変えて、ふたりで自由に器やカードなどの雑貨を物色する。

 お互い持ち時間が限られており、とくにお茶するわけでもなく別れた後、私はれんくみさんからちらと出た話に導かれるように、アンティークショップの一角を覗いてみた。

 なにげなく立ち寄ったのに、クオリティがハンパなかった。というか、私の琴線に触れまくりのあれこれが手招きしているではないか! キケンだ! ここは危険区域だ! 

 限られたスペースなのに、ほどよい空間間隔で並べられたアンティークの洋物スペースと和物スペース。入口付近にあるガラスと木彫り細工がコラボした扉付きの棚が、魅力的な姿態で誘惑することすること!(とっても手は出せないけど。というかこわくで値段きけず・笑)

 ここで、長年探していた韓国のスプーンを発見! 「やっと会えたね♡」という科白が、自然に頭をよぎる。

 

 真鍮ついでに水鳥のペーパーウェイトも、連れて帰る事にする。

 最も心惹かれた「祈る手の形のオーナメント」?は、静かな祈りの魂が籠っていた。「どうぞ売れないで、ときどき見にこさせて!」と思わず拝んでしまいそうなくらい心打たれる(笑) 高額商品なので、おいそれとは売れないかもしれないが、あれを毎日見られるなら、清水の舞台から飛び降りちゃおうと思う人がいても不思議じゃないかも。買い付けに行ってゲットした洋ものアンティーク担当のオーナーさんも「いいでしょ! いいでしょ?」と和物アンティーク担当の方に、テンション高く見せびらかしたらしいけど・・・それ、わかるわー!(でもきっと少数派?) 

 ああ、せめて写真に収めてポストカードにしちゃえばいいのに。それなら買うよ、私、ぜったい! ・・・ポストカードのほうね。残念ながら。

 と目玉に栄養を与えるべく趣いたのに、物欲の化身となって、大急ぎで帰ってきたのでした(汗)