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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

「はに丸ジャーナル」!

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 去る8月13日の夜、25年ぶりにカムバックした懐かしい人(?)がいる。

 NHK教育テレビのはにわの着ぐるみキャラクター、「はに丸王子」が1回きりの番組ながら帰ってきたのだ!

 今からおよそ30年前に放送された子ども向け教育番組、「おーい、はに丸」。わからないことがあると「はにゃ?」と質問する「はにわの王子・はに丸」が、子どもたちと一緒に、言葉を学ぶ内容だった。(1983〜1989年放送) まだ子どもを産んでいなかった私が、なぜこの番組を知っているかは自分でもナゾだ(笑) そういえば、みうらじゅん師がこの番組を絶賛されてたっけな。だからか。

 私は娘(20歳)と一緒に観たのだが、もちろん彼女は「はに丸」くんを知らない。知らないが、たちまちのうちに彼の魅力に引き込まれて、すっかりファンになってしまった。

 このキッチュなキャラは大人だって魅了していたようで、はに丸の口癖である「はにゃ?」は流行語大賞を取るほどの人気ぶりだし、2013年には30週年という事もあり、全話揃えたDVD-BOXも発売したらしい。一見マイナーなキャラクターのようだが、なんの根強いファンが一定数いるのだ。

 そんな「はに丸」くんが、表舞台から姿を消して四半世紀、当時の子どもたちは大人になったけれど、彼らを取り巻くのは、経済の低迷や少子高齢化、情報化社会と意味不明なことだらけの現実。

 そこで、はに丸が「おともだち」のためにひとはだ脱ぐべく、ジャーナリストとして復活した! それが『はに丸ジャーナル』。数々の疑問に、はにわ視点でスルドク斬り込むのだ。なんだ「はにわ視点」って。

 コーナーは3つ。はに丸が時事問題の現場をリポートする「はにスクープ」。今回は、世界的IT企業グーグルに突撃取材。急速に広まったあの“キカイ”の魔力をはに丸が徹底調査!

 そして時の人にズバッとインタビュー「はにトーク」。仰天の豪華ゲストとバトル勃発! さらに「はに丸」がピックアップした世界のニュースを紹介する「はにワールド」。

 大人がしがちな表面的な答えは「はにゃ?」と受け流し、聞きにくいこともズバリ、おまけにしつこく核心を突く問いをぶつけてしまう!

 でもはに丸くんは、可愛いおこさまの上、着ぐるみなので、ゲスニックマガジンの西条さん(@「LIFE 〜人生に捧げるコント〜」のシリーズコント「囲み取材」)みたいに「失礼な!」という顰蹙(ひんしゅく)はまったく買わない。最強のインタビュアーだ。

 ハニワの着ぐるみが、どんな有名人もえらいひとも「おともだち」とひとくくりにし、こどもキャラならではの「大人ではとても口に出来ない核心をつく」質問に、グーグルの優秀なスタッフも「ちょっと待ってね、ちょっと考えさせて」とたじたじ。数秒画面凍結して「お〜い、はに丸」のテーマソングが流れ・・・(笑)

 見逃した人は、8月31日(午後4時20分〜50分)の再放送は必見。はに丸くんの無敵なレポーターぶりをご覧ください。