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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

まずはハラゴシラエ。

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 9月は端から端までぎっしりイベントを詰め込んだ一ヶ月だった。

 ラストは往復はがきで予約した、9月29日の「京の魅力探訪ウォーク 琳派四百年の光悦の夢と御土居(おどい) 探訪 」。京都観光おもてなし大使でもある小嶋一郎先生の企画とガイドで巡る、午後から3時間ばかりのウォークツアー。小嶋先生の充実した案内によるウォークツアーは、年に一度は参加したい企画なのである。

パンフレットより内容を紹介。

本阿弥光悦徳川家康から鷹峯に土地を拝領(実は体の良い左遷で、都からの追放)してから400年、琳派は光悦をトップランナー俵屋宗達尾形光琳酒井抱一、鈴木其一と連綿と続きます。

 鋭い美の鑑識眼を持ちあわせ、町衆のリーダーシップを執った光悦は、京の旦那衆の典型ともいえます。そんな光悦が後半生、一族を率いて移り住んだという一大芸術村の400年後の今を訪ねます。

 また近辺に断片的に残る豊臣秀吉の残した都市計画の残像「御土居(おどい)」の遺構の史跡内特別見学を予定しています。

 相棒はれんくみさん。『ブラタモリ(京都編)』でも「御土居(おどい)」に行かれたっけ。段差フェチのタモリさんが大喜びだったような・・・? 私は段差には興味がないけれど、「御土居(おどい)」にはやや興味がある。『ブラタモリ』以前より、「御土居(おどい)」は京都の街歩きウォークツアーでは、よく取り上げられている場所なのだ。 

 当日、れんくみさんと電車で待ち合わせ、京都に着いたらまず地下鉄で北大路まで。私の学生時代のテリトリーなのだが、ずいぶん様変わりしていた。滋賀銀行アメリカ屋楽器店、ミスタードーナツと何軒かの飲食店は息災だった。

 その息災だった洋食店に、30年ぶりに行って見ることにした。北大路駅からも歩いてすぐ。学生相手というよりは、大学の職員&先生方がよく行かれていたと思われるお店。学生だって普段より3割増のご予算があれば、ランチが食べられた。もしくは「遠慮なくおごってもらえる」ときに行くお店、「グリル YUTAKA」だ。

 洋食屋さんらしくクリームカニコロッケが美味しい。昔はナポリタンが少し入っていたが、今回はなくて残念。白ワインが効いて美味しかったのだ。

 カウンタ―とテーブル席ふたつの狭い店内だが、ジュージュー焼けるおいしそうな音や匂いにクラクラする。質問してもめんどくさがらず、丁寧に親切ににこやかに説明してくださるシェフがいい。このひとの作るものなら、美味しいに違いないと確信できるくらい。

 迷わずランチにして、懐かしさと美味しさで、すっかり無口に(笑)何を食べたのか今となっては覚えていないけれど、カニコロッケとポテトサラダ、それにチキンのソテーだったかな? あとライスと食後のコーヒー。家では満腹厳禁でほどほどに自制してるけど、外ではもったいないから許す(笑) 完食しておなかいっぱい。