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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

信楽展

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 一旦山を下り、信楽の町なかへ。

 ずらりとタヌキの並んだお店が点在する。信楽にキター!と実感する。

 うまく撮れなかったが、このタスキをかけた大きなタヌキは、11月8日がなんだと言いたかったのか? それは「11月8日はたぬきの日」。

 いつも商店の店先やおうちの庭から、愛嬌ある顔で「八相縁起」をふりまき、みんなを見守っている「信楽たぬき」。2008年より11月8日は「いい八」で、信楽たぬきの日に制定されているのだ(やや苦しいが)。たぬきに感謝祭の日でもある。

 「陶芸の森」は、この春、初夏なのに猛暑のなかを死にそうになりつつ、事務員さんの同情を買い乗車させていただき助けられつつ、「リサ・ラーソン」を見にやってきた「おもいで」の場所だ。

 今日は女子高生と自販機のツーショットが雄大な光景となっていた。雄大過ぎて女子高生がほとんど不明となっている。

 さて特別展「信楽への眼差し」へと進む。信楽焼オンリーの展示なのだが・・・実は私には「信楽焼」は地元のものなのに、よくわからない。どちらかといえばH氏の得意分野だ。彼は骨董品店で、一万円の信楽焼の壷を買った程だ。このことはKちゃんが子どもだったとき、私に大声でチクってくれた忘れがたい事件である。子どもはなんでもチクってくれるので、精一杯味方につけるべきである。

 室町時代からの歴史を持ち、桃山時代には茶の湯で使われる「茶陶」にまで出世し、江戸時代には、大名や将軍に収めるお茶を入れる茶壺として重宝される。昭和に入ってからも、古信楽ブームで青山二郎小林秀雄白洲正子北大路魯山人入江泰吉土門拳と、かずかずの目利きたちを虜にしてきた信楽焼。そんな歴史をつぶさに見ることができた。