「あさが来た」
10月13日分の日記より。
10月よりスタートした朝ドラ、「あさが来た」は「まれ」が始まる前から!首を長くして待っていた。
第1週から総合的にまずまずの出だしで、脚本も演出もいいし、小道具や着物を観る楽しみも有り、役者さんたちも申し分なくうまい。調度も「重厚な螺鈿細工の黒光りする箪笥」とか、いかにも豪商らしい豪華なものを調達されている。
そして本日の第3週目で、個人的に大ブレイクして3回見ました。とくに嫁ぎ先の義母(風吹ジュン)とその侍女(?)の面白過ぎる掛け合いと表情、コメディエンヌぶりに狂喜。
ヒロインが下手というウワサもあるけど、ちゃんと役にもドラマの世界観にもフィットしているから問題ない。上手くてもキャラが浮いてちゃ、そっちの方が見苦しい。周りは巧い人ばっかりだけど、不思議なくらい自然体なのが逆にすごい気がする。
しかもこの週は、かつて私が熱狂した大河ドラマ「新撰組!」の、土方歳三(山本耕史)が「そのまんま」朝ドラに再来という遊び心! 山本耕史さんが、あの短い枠で、「新撰組!」の土方さんのすべてを表現していたのが素晴らしい。如何に山本さんが土方歳三という役柄を愛しているかも、よくわかった。
好きだった朝ドラ「あぐり」以来の、軽快なロマンチックコメディになりそう。