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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

中野ブロードウェイ!

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 国立駅まで戻り、そこで☆紗さんとお別れ。中央線のホームで電車を待っているとき、写真を撮っていて気づいた。

 国立のとなりって、立川なんだ! イエスブッダルームシェアしている聖なる場所じゃないですか〜♪(@「聖☆おにいさん」) 土地勘がないと、妙なところで感動したりしてしまうのだ。

 下車したのは中野。

 そこで、タイムリーに丸山清人さんの銭湯絵が展示されているという情報を、事前に蕃茄さんからいただいていた。

 そのあと気づいたのだけど、以前、「爆笑問題」が中野ブロードウェイを取材していて、田中が仕事を忘れてハイテンションだったりしたのをテレビで見ていたので、「中野ブロードウェイ」そのものにも、もしかしたら私のフックにかかるものがあるかもしれない、とも思ったり。

 丸山さんの銭湯絵が展示されているのは、「アートギャラリー リトルハイ」。中野ブロードウェイという「サブカルチャーの殿堂」などと呼ばれている場所の中に、そのギャラリーがあるのだ。

 ということで、「中野ブロードウェイ」のアーチを潜り、日曜の混み混みの商店街「中野サンモール」を抜け、下層はショッピングセンター、上層はマンションという複合ビルへと入って行く。日本のサブカル系な場所は、外国人の方がやはり多い。京都のマンガミュージアムだって、確実に日本人より多かった。

 「リトルハイ」は、その名のとおり、ごくごく小さなスペースなので、あっという間に見終わった。そこでの目玉は実物でも銭湯絵でも、ごくごく珍しい「赤富士」。めったに見られないものなので、じっくりと時間をかけて眺める。レアでおめでたい「赤富士」で、お正月(1月)に相応しい眼福を得た。

 その向いに、蕃茄さんおススメの懐かしい物件がならぶ「変や」があるので、つぶさに鑑賞させていただいた。指人形ほどのマスコット、ブリキのロボット、お面、メンコ、ホーロー看板などが並ぶ。

 数万円というものの並びのなかで、ふと千円の値札がついていたりすると、思わず「おおっ!(安い!)」とか思ってしまうが、さすがに半世紀も生きると即座に冷静さを取り戻せるようになった自分がいるのに驚く。とりあえず、そこでは無事に何も買わずに、じっくりと鑑賞だけ楽しませていただいた。

 通路に貼ってあったポスター。この企画は東大(本郷)で行われている。帰宅後調べてみたら、有名どころの講師たちが東大で講義をされている。そのなかに「みうらじゅん」の名前があり、なんと2度にわたって講義されていた。すでに1回目は終了し、2回目もチケット完売らしい。さすがですね。

 この手の場所に必ず林立しているのが「ガチャポン」で、もちろんくまなくチェックをいれてみたが、案外「おおっ!?」というものが見あたらない。梅田ロフトで見た「ガラスの仮面シール」レベルのものはないのか?と探していたら、最後の最後に見つけました! 「変や」の斜め前のオモチャ屋さんの前で、小松崎茂画伯のマグネットが! これは文句無く欲しい!

 ちなみに小松崎茂さんは、こういう方です↓

 うれしさのあまり、2個も!

 

 惜しいのは、モノが小さいので、小松崎茂さんの細密な絵柄がよく見えないこと。まことに残念だ。それでもモノにでき、うれしい。欲をいえば「宇宙コロニー」だったら、もっと有頂天だった。