続・中野ブロードウェイ
さて、ガチャポンを回した後は、その玩具屋さんに入ってみる。
日曜日の玩具屋さんは、家族連れでごった返し、レジまで行くのも大変な混雑ぶり。混雑を抜け出し、お店の外でフィギュアのガラスケースをつらつら眺めていたら、わがやでの人気ウルトラ怪獣(星人)、ダダとピグモンのツーショット・フィギュアが!
タイトルは「上京」。駅のベンチで静かに読書するダダ。
その隣でリュックを枕に、ハナ提灯を膨らませながら爆睡するピグモン!
掌に乗るサイズなのに、手抜きの無い精巧なつくり。あかん、これはあかん! 可愛過ぎる!! 面白すぎる!! 夢中で人ごみをかき分けながら、レジのお兄さんに購入の旨を伝える。モノは小さいのに、発泡スチロールで厳重に保護された何倍ものカサのある箱に入れられ、無事購入できた。
その後は「まんだらげ海馬」にて古本を見る。ジャンル別に揃っていて背表紙を眺めるだけで楽しいけれど、都会価格で高いのでは・・・と手に取ってみる。定価が2000円前後するアーサー・ラッカムの挿絵がついた本。学生時代にとっても欲しかったけど、手がでなかったもの。
えーーっ? 千円以下やん!! と、そそくさとその棚の本を3冊、抱え込む。
文芸評論の棚で奥泉光×いとうせいこうの文芸漫談「世界文学は面白い」を発見し、おお〜♪と腕に挟み込む。息子Tくんが大学生の頃、彼ら2人ともが客員教授だったので、大教室で「文芸漫談ライブ」があり、とってもこっそり行きたかったのだが「教室からあふれるくらい大人気やし、やめとき」と言われ断念したことがあったっけ。
その勢いに任せてこれも買っちゃおう!
ちなみに「駄美術」ってこういうもんらしい↓
そろそろ人ごみに疲れて来たし、荷物も重くなって来たので退散することにする。中野サンモールを歩いていると、不二屋を発見! 不二家のピーチネクターが大好きなのに、地元ではまずお目にかかれないので(近年地元の不二家があいついで撤退してしまった)、大喜びでネクターを購入する。
まだ時間は早いけど、とりあえず宿へ帰ろう。