南三陸へ!
以前の記事「紙魚子の小部屋」は下のリンク集から読めます。
駅前にホテルのシャトルバスが待機しているので、10分前にいそいそと乗り込んだら、なんと私が1番乗りだった! もしかして、シャトルバスに乗ってくる客は少ないのか? だって車でないと、ほど近い(車なら!)観光地である気仙沼や石巻へ出るのが大変だもんね。私も気仙沼や石巻には、行ってみたかったなあ。でも最終的には、10人くらいは乗車したかも。
実は公共交通機関を使って気仙沼を経由しつつ、遠野まで行ってみるという案もあったのだけど、そうするとその日は、乗り物に乗るだけで終わっちゃうということが判明し、泣く泣くあきらめたのだった。
バスが発車して、ほどなく田園地帯へ。新幹線の中からも見たのだが、東北の稲のハサ掛けの方法が初めて見るもので、とても興味深い。まるで簑を着た人のようだ。
梨園もたくさんあり、祝日だったので賑わっていた。
お月見は済んだが、ススキのシーズンでもあった。
几帳面に稲が干されている。
ときどき黄色い道路標識にタヌキのシルエットが描かれた「たぬきに注意!」という標識を見かけた。かわいい標識なのだ。
PAでトイレ休憩。
こんな感じの場所だ。東日本大震災で、甚大な被害を受けたところ↓
当時、逆流した北上川。
海近くのホテルなのだが、あとわずかで到着というのに、周りは田んぼや山ばかりだったのが不思議。
到着直前に、やっと海がみえた。
15時半に到着。
南三陸はチリ地震があったチリとのつながりで、モアイ像があちこちにあった。ホテルの玄関先でも、木彫りのモアイがお出迎え。実は入口やフロントが4階か5階だった、不思議なホテル。
実はここは、東日本大震災時に6ヶ月に渡り、600人の地元住民の避難生活を支え続けたホテル。現在に至るまで、地元を応援しつづけているだけでなく、震災の記憶を伝えるべく「語り部バス」を毎日運行しているのだ。
チェックインして、大きな窓から海を見る。
ウミネコさんたちが飛び交っていた。
窓を開けてカッパエビセンをあげるお客さんも。