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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

南三陸へ!

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 駅前にホテルのシャトルバスが待機しているので、10分前にいそいそと乗り込んだら、なんと私が1番乗りだった! もしかして、シャトルバスに乗ってくる客は少ないのか? だって車でないと、ほど近い(車なら!)観光地である気仙沼石巻へ出るのが大変だもんね。私も気仙沼石巻には、行ってみたかったなあ。でも最終的には、10人くらいは乗車したかも。  実は公共交通機関を使って気仙沼を経由しつつ、遠野まで行ってみるという案もあったのだけど、そうするとその日は、乗り物に乗るだけで終わっちゃうということが判明し、泣く泣くあきらめたのだった。  バスが発車して、ほどなく田園地帯へ。新幹線の中からも見たのだが、東北の稲のハサ掛けの方法が初めて見るもので、とても興味深い。まるで簑を着た人のようだ。  梨園もたくさんあり、祝日だったので賑わっていた。    お月見は済んだが、ススキのシーズンでもあった。  几帳面に稲が干されている。  ときどき黄色い道路標識にタヌキのシルエットが描かれた「たぬきに注意!」という標識を見かけた。かわいい標識なのだ。  PAでトイレ休憩。  こんな感じの場所だ。東日本大震災で、甚大な被害を受けたところ↓  当時、逆流した北上川  海近くのホテルなのだが、あとわずかで到着というのに、周りは田んぼや山ばかりだったのが不思議。  到着直前に、やっと海がみえた。  15時半に到着。  南三陸チリ地震があったチリとのつながりで、モアイ像があちこちにあった。ホテルの玄関先でも、木彫りのモアイがお出迎え。実は入口やフロントが4階か5階だった、不思議なホテル。  実はここは、東日本大震災時に6ヶ月に渡り、600人の地元住民の避難生活を支え続けたホテル。現在に至るまで、地元を応援しつづけているだけでなく、震災の記憶を伝えるべく「語り部バス」を毎日運行しているのだ。  チェックインして、大きな窓から海を見る。  ウミネコさんたちが飛び交っていた。  窓を開けてカッパエビセンをあげるお客さんも。