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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

珈琲神社 その1

以前の記事「紙魚子の小部屋」は下のリンク集から読めます。

 さて、午後3時半という中途半端な時間に到着して、ウミネコや松島近くの太平洋を眺める以外に、私がしたことは。

 さかのぼる事2ヶ月前、8月にネットで南三陸のホテルの近場に、徒歩圏内で行ける場所がないか検索していた。すると少数のブログで、とある喫茶店についてアツく語っているのを読んだ。

 いはく、その喫茶店の近くには「まずい珈琲」、「やばい珈琲」という看板がでていること。

 いはく、なのに珈琲はサイコーに美味しく、タコのピザやパスタも絶賛を惜しまないほどの旨さだということ。

 いはく。非常にとぼけたマスターで、冗談を連発すること。

 また、震災ボランティアさんのブログでは、その喫茶店も相当被害が出ていそうなのに、支援物資を届けに行ったら、「うちより困っている人のところに回してあげてください」と言われたとか。心打たれたボランティアさんが、そのずいぶん後に、再び客として喫茶店に立ち寄ったら、すべてがたいへんに美味しく感動して、「南三陸に来たら、絶対ここに来るべき!」と全力で押されていた。

 その喫茶店は正式には「珈琲神社」、略式には「珈琲G」と記載されていた。

 ああ〜、気になる! 私の嗅覚が「ここはマスト!」と囁き続ける。

 しかし! 

 ネットで調べて見ると「月曜定休」らしいじゃないか。がっかり!! 

 って、それ調べてから宿をとれよ!

 いやいや、それでも外観の写真だけでも・・・とホテルを出たのだった。それにバスの窓から一瞬通りかかったお店を見たら、灯りがついていたようにも見えたので、「もしかすると・・・」という期待もあったのだ。

 とにもかくにも。ホテルを出て、右に山際、左に海という風景を見つつ、歩き出す。すると、ありましたよ! 例のひとをくった看板が。

 しかも、字体がホラー。

 このしつこさ!

 うんうん、ウワサ通りの看板が♡

 おお、薪が山積み! ということは、石窯ピザなのかも。チープなつくりの建物も、妙にお洒落だ。

 とりあえず珈琲を注文する。

 南三陸のマスコット、モアイを象ったビスケットがおまけに付いて来た♪

 もしかするとお皿も手づくりかも?

 そもそもテーブルからして手づくりっぽい??

 ちょうどいい雑然感が、やたら居心地のいい場所なのだった。完璧にオシャレな、とか一分の隙もないグッドセンスなカフェは、ちょっと苦手だったりする私には丁度いい。

 観葉植物の向こうの赤いぐたっとしたヌイグルミは、タコで〜す。上方にある四角い棚は神棚?で、「珈琲神社」という「お札」??が中央に鎮座ましましていた。う〜ん、ジョークの境界がわからん!

 窓の景色は絶景。海に面したテラス席もある。

 ハンモックまで!?