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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

男鹿に到着。

以前の記事「紙魚子の小部屋」は下のリンク集から読めます。

 まさかの絶不調に陥りながらも、駅のロッカー(秋田から男鹿への片道運賃ほど高額だったので、一瞬持参で行くか考えたほど・汗)にキャリーバッグを預け、男鹿行きの電車を待つ。身体は不調でも気持ちは長年のあこがれの人(?)に、やっと会えるね♡という期待でワクワク♪♪

 使い込まれたローカル感が、善き哉。

 一人旅にはうれしい座席仕様の電車だった。ちょっとレトロで懐かしい感じ。

 北に来ました!という旅情に浸る風景。遠くには風力発電の風車が見える。

 1時間ばかりで男鹿駅に到着。いかにも小さなローカルの駅だ。

 バックが海だと、「なまはげ」というよりは能登半島の御陣乗太鼓(ごじんじょだいこ)みたいに見える。そういえば東北では、JRの駅名看板をフルに活用していたな。

 あっ、この模様はなかった方が、よかったかも。

 でも機械化されず、駅員さんがキップをチェックするシステムなんだ。私の子どもの頃、すなわち高度成長期の田舎の風景が、そのまま残っていた。

 とはいえ、男鹿は「なまはげ」ひとり(2人組だったが)の肩にずっしりと、現在と未来をたくしていたのだった。その後、賑やかな秋田駅にいたら判らない、地方の疲弊ぶりを見せつけられる事になる。

 なぜか「なまはげ」=石造りの荒々しい家、というイメージを地元の方が持っているのか、駅舎はこんな感じ。「なまはげ館」はもっと荒々しかった。

 彼等の肩には、「男鹿」がずっしりとのしかかっていた。

 たまたま私の行った場所が「真山」エリアという、なまはげ中心部だったので、そう感じただけならいいのだけど。

 だからマンホールも絶対「なまはげ」と思っていたら、椿だった。

 男鹿市能登山は(日本海側では)ツバキ自生北限地帯として国指定の天然記念物になっているらしい。

 観光協会近くの、線路を渡る歩道橋がかっこいい。たぶん高齢者が多い地域に思えるので、お年寄りにはコクかもしれないから、エスカレーターにしてほしいところかも。

 男鹿の駅前情報前編はここまで。(えっ、後編も!?)