三月書房で買いました。
月曜日にアップと言っていたのに、遅くなって申し訳ありませんでした。以下が三月書房で購入した本たちです。
この他、岩岡ヒサエさんのコミック『花ボーロ』(小学館)も。家に見当たらなかったから、職場のロッカーにたぶんあるはず。ホントは『土星マンション』にしたかったけど、1、2巻が無くて、1巻ものを買ったのでした。「心温まる小学生の話」というコピーのイメージとは裏腹に、ホラーなおはなしもあったりして、用心深く読まなければいけない漫画なのでした。
『アンティーク絵はがきの誘惑』(山田俊幸/産經新聞出版)はポストカードが付録についていたのと、初心者が入門書としていいかなと。
おなじみの竹下夢二や中原淳一はもちろん、東郷青児や鏑木清方、上村松園のような大御所と並び、松本かづちのようなカワイイ系も。バーナード・リーチまでが登場する。キレイでレトロなのだけじゃなく、ぜーーーっつたい要らん!!というホラーがかったものまである。
本のタイトルに「誘惑」とあるけど、うっとりとページをめくると、たまにホチキス止めしたいようなページとかもあるので油断出来ない。でもそこがきっと「絵はがき」というものの、面白いとこなんだろうけどね。
『とらの巻』(増井光子/博品社)は、来年は寅年だし・・・と洒落のつもりで購入。しかも「トラノマキ」だし。年賀状のネタも探せるし。
しかも上記2冊は、なぜか半額品。Bの判子が押してあり、うっかり買ってしまった感とお得感が複雑に混ざる。
斎藤美奈子さんの『読者は踊る』は、とても好きな本で文庫になっているのを知らなかった。学習漫画の分析に唸り(ものすごく参考になった!)、聖書の翻訳のあれこれに爆笑したっけ。彼女の口の悪さ(!)が炸裂している逸品でもある。
三月書房のカバーは、至ってシンプル。それは買った人が自作できるような配慮だと思われる。だって背表紙に空欄があるから、どうしたってタイトルいれなきゃ!って思うものね。しかもその下にはちゃっかり?「三月書房」の文字があるし。表紙も四分割になっているので、字を書こうが絵を描こうが、思うがままだもん。良いカバーです。