クリスマスミュージック
11月に入るやいなや、早くもクリスマスツリーが、京都の地下街やデパートに出現していた。クリスマス効果で購買意欲を高めようという作戦なのだろうか。たしかに少しロマンチックな気分になり、わくわくした足取りになったりする。11月半ばを過ぎれば、もうどこでもクリスマスの飾り付けを見ることが出来る。
昨日行った美容院では、洋風でおしゃれな濃いピンクのキャンドルを2本ディスプレイし、その足下にキラキラしたワイヤーの柊らしき飾りがあしらわれてあった。このあっさり感が逆に想像力を刺激して、なかなかいい感じのディスプレイだった。
11月から12月にかけては、FMのクラシック番組でもバロック音楽がよく流れる。バッハ、ヘンデル、コレルリなど。本格的に冬になったことを実感する。
今日もKちゃんを迎えにいって帰途につく車の中で、ヘンデルの「メサイア」から「ハレルヤコーラス」が流れていた。Kちゃんはうれしそうに、ラジオからのコーラスと一緒にアルトパートを歌っていた。赤ん坊のときから1オクターブ低い泣き声だったから、男子のパートくらいがホントは丁度いいのだけれど。
♪ LORD OF LORD!
KING OF KING! ♪
というリフレインだけが、私には聞き取れる。ヘンデルの「メサイア」が歌えるなんて、かっこいい〜! Kちゃんは中学校のイベントでこの曲を練習したので、すっかり空で歌えるのだ。
「ハレルヤコーラス」(英語)とベートーベンの第9の「歓喜の歌」(ドイツ語)が歌えたら、ものすごくカッコイイ!!と思う。個人的には、履歴書に書けるほどの特技だと思う。