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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

遅ればせながら、大河。

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 今年のNHK大河ドラマ龍馬伝』の我家での視聴は、Kちゃん主導である。彼女は福山雅治さんの永年(といっても4年くらい?)のファンなのである。大河のドラマガイドだって、自分で購入したくらいだ。

 そして私はドラマ『坂の上の雲』を切れ切れにだが見て以降、すっかり香川照之さんに引き込まれた。

 以前スタジオパークで見た時には、どちらかといえば辛気くさい男だと思っていたのに、演技をさせたらこんなにも輝く人なのか〜!と驚愕してしまった。ついでに私の中の正岡子規の辛気くさいイメージもぶっとび、ものすごい魅力的な笑顔のええ奴、という風に、上書きされてしまった。

 ということで、私はもちろん香川さんの演じる岩崎弥太郎に注目する。もう、インパクトありすぎ!

 最初の場面で、事業に成功した彼が龍馬のことを「わしはあいつが大嫌いじゃー」と言い、その直後の笑顔からして素晴らしいし、鳥かごを山のように持って、汚れまくっているときの表情の変化たるやもう! ダントツうまい!

 岩崎弥太郎に比べ、なんとなく坂本龍馬の影が薄いようなのは、ぜったい福山さんの作戦だと思う。

 トーク番組でも福山さんは、「龍馬は最初から、あんなにずーずーしかったりエラそうだったりどっしり構えたりしている人ではなかったと思います」って云ってたし。(エジソンのように)「なぜ?」「なぜ?」といろんなひとに問いかけながら、自分でもいつもいつも考えて答えを模索していた人じゃないかと、ってね。

 龍馬の成長物語であると同時に、自分もまた彼とともに成長していけると思うので、このドラマが終わった時の自分がたのしみ、だとも。

 しかも第1回目から伏線のようなものがいくつか出て来てるので、これがどう繋がるのかも愉しみだったりする。

 龍馬が「非戦」「非暴力」の強さを知っていたなんて、まるでガンジーみたい。幕末の頃なら、「卑怯者」「臆病者」よばわりされるしかないのに。そんな1回目の龍馬像がすごく現代的でかっこ良かったりした。

 でもやっぱり私の注目は、弥太郎さん! 香川さん、うますぎです!!