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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

知的でも生産的でもなく

以前の記事「紙魚子の小部屋」は下のリンク集から読めます。
 昨日のように自分のブログは書かなくても、リンク先の記事は毎日読んでいる。一日の終わりの私の楽しみのひとつだから。  眠りに落ちそうになるのを押しとどめながら、リンク先を開いて行く。蕃茄さんの「福沢諭吉のブロマイド」に受けて思わず笑ってしまい、☆紗さんの公演スタート記事に心の中で声援を送ったり。  真花さんのブログを読んだとき、思わずしばし眼が覚めるほど心に落ちる記事があった。高校生の頃に読まれた『知的生産の技術』という本を再読されたときの感想が書かれていたのだ。  私も同じ頃にこの本を読んで、大変感銘を受けていたら、もっと違った人生だったかもしれないが、実は今もって読んでいない。それどころか、役にたたない本ばかり好んで読んでいる有様である。『ニセドイツ』(伸井太一/著)とか『いやげもの』(みうらじゅん/著)とか。  で、真花さんの記事で、「おお!」と眼を開いた部分はここ↓  この本では、メモするべきことは「発見」であると書いていた。著者は、思いついたこと、発見したことこそ、記録すべきメモだという。これはつまり、ライフログではなく、思考ログだ。  「発見」!! なるほど!!    私がブログに書きたいことって、基本的に子どもがおかーさんに「なー、きいてきいて! こんな面白いことがあってん!」とうれしそうにいうようなことである。この「面白い」には「素晴らしいこと」や「感動したこと」も含まれる。梅棹忠夫さんの使っている意味とは、もしかしたらまるで違うかもしれないが、私はあえて「発見」と呼んでいる。しかし「知的生産」とはほど遠いな(笑)  この「発見」を家族に吹聴しても足らず、あるいは趣味の相違によって届かず(悲)、もしくはみんなが寝静まってから調査したことに一人「わあい〜!」と大喜びしている部分を書いているというのが現状だ。  あと、家族よりのおもしろ情報提供や、家族の言動の面白さをいただいたりとか。彼らの面白さをひとりで持っているのは、あまりにもったいないので、押し売りのようなお裾分けをしたいのである。  また、たまにはふと魔がさして、真面目に自分の生活や意見を述べたりもする。たぶんこれが本来のブログのあり方だと思うんだけど。  この蓄積されたアーカイブスを時間があるときにアトランダムに開いて読むと、「ああ、無駄に人生、生きてない!」とちょっとうれしくなる。少なくとも、つまらない人生ではない。面白いこと「てんこ盛り」じゃないか〜!  一日ひとつのトピック。それだけで「人生の充実」を感じられるって、単純かもしれないけど、凹んだときにはなかなか効きます。