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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

この美術館がスゴイ!

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 お昼ご飯を近くの洋食屋さんで済ませた後、ぶらぶら歩いて堂本印象美術館にたどり着く。(写真はぜひクリックして拡大し、じっくりとご覧ください↓)  これはもともとは、堂本印象氏が自らデザインして建て、ご自分の作品を展示された私設美術館だったが、平成3年に作品ごと京都府に寄贈され、今では京都府立になっている(指定管理者は学校法人/立命館)。明治生まれで昭和50年までの生涯を送られた堂本印象氏は、伝統的な日本画から始まり、社会風俗画を経て抽象表現で宗教的な世界を表現され、神社仏閣の障壁画まで手がけられた、実に幅広い画風の方である。雑誌『婦人公論』の表紙画も描かれている。  彼の抽象表現の障壁画は、度肝を抜かれるような傑作なので、実際にお寺でみてみたいね!と、作品のあるお寺の案内写真を見ながら☆紗さんと感嘆する。  彼の作品である木製の手彫りの椅子もあちこちに置いてあり、実際に座ることができる。おまけに美術館全体に彼の意匠が凝らされているので、ドアノブや案内プレートや順路矢印に至るまで、見所満載。鵜の眼鷹の眼できょろきょろとチェックしつつ、展示作品を鑑賞する。  この美術館はなかなかアバンギャルドなので、実は行こうかどうしようかという躊躇もあったのだけど・・・いや〜、☆紗さんの知的好奇心と想像力の豊かさは私の予想以上で、事前に躊躇したのが笑えるほど、興味津々で見ていただけ、嬉しい限り。ひとつひとつの作品をじっくり見て、それについて感想や印象を語ってくださったり。ああよかった!  京都駅へバスで帰り、降りたターミナルでお土産の交換会。私は彼女が昨日行かれた国際マンガミュージアムで購入された「あしたのジョー」のクリアファイルをいただいた。私は小振りスライス真空パック滋賀県名産、ふな寿司を。  帰宅する前に食材の買い物、車にガソリン注入、その他の雑用を二つほどこなしたので、ものすごくリフレッシュした一日だったけれど、その夜はほぼ「まっしろに燃え尽きて」しまいました(笑)  美術館奥の棟。手前の金色のオブジェはベンチの背もたれ。  美術館入口。このような古代の呪術的な銅製品めいた柱が4本あり、その内の1本。存在感ありすぎ!!