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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

本日も晴天なりin長浜(後編)

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 お昼ごはんを食べてお腹が落ち着いたので、観光客で賑わう北国街道をぶらぶら歩く。

 それにしても暑い! 下に半袖Tシャツを着ていたからよかったものの、ついこの前までの寒さがウソのような陽気である。昨日の天気予報の気温予想が25度だと言っていたので、それを信用して脱げる重ね着をしてきて、本当に助かった。

 編んだ「い草」でクッションをサンドした丸い座布団を発見し、H氏がPCするときの夏用座布団にちょうどいいと即決で購入。

 そのお店は老夫婦で店番をされていて、愛想も品もいいおばあちゃんが「それ、今日入ったばかりなんですよ♪」と、さもうれしそうに包んでくださった。おじいちゃんに「いくらにします?」と小声で相談されていたので「あ、それ、1050円って値札が書いてました」と思わず言いそうになったところを、「千円でええわ」とおじいちゃんの一声。値引きの相談だったらしい。素直にうれしい。

 お豆腐屋さんまでみちみち、年季の入った家などを眺めながら、ぶらぶらと歩く。

「このメリヤスっていう言葉自体、もう使わへんかもな」と、H氏がレトロな口ぶりでつぶやく。

 目的地のお豆腐屋さんで、お豆腐と厚揚げを買い、のんびりと駐車場に戻る。大きな松やイチョウの木を見上げると、和やかな気持ちになる。

 

 帰りの車の中で、私は日頃の睡眠不足を解消するため、一気に眠りの世界へ。しかし、米原あたりでH氏に「おかーさん、祭りやで!」と声をかけられ、飛び起きる。

 小さな山車が運ばれていたり、犬も鉢巻きしていたり、祭り当事者が行列になって、ぞろぞろと歩いていた。その一部のみを採取することができた。

 これはみうらじゅん師の著書『とんまつり』の中にもあった「鍋冠祭り」では?というのが、H氏の推測だったが、肝心の鍋を被っている幼女は見受けられなかった。

 でも、その日の深夜に写真を元にして米原観光協会のHPで調べてみたら、やはり5月3日は鍋冠の日だったし、写真は60〜70代男性の役割「鉾持」集団だったことも判明した。えらいぞH氏、大正解だ。