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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

なぜにクワガタ?

以前の記事「紙魚子の小部屋」は下のリンク集から読めます。

 『龍馬伝』を観る前に、番組HPで「今回の見どころ」をのぞきみる。

 このHPでは、その回の主要キャストが「今回の見どころ」を教えてくださるのだが、今回は山内容堂役の近藤正臣さんと、平井収二郎役の宮迫博之さんだった。

 で、老獪な容堂公の近藤さん的見どころは、「クワガタで遊ぶ容堂」なのだとか!

 この撮影の頃はまだ寒くて、クワガタは寝ぼけていて、最初はあまり動かなかったのに、スタジオの照明でだんだん暑くなって来て、だんだん動くようになったらしい。時間が経つにつれ、目が覚めて来たうえ興奮してきたのか、近藤さんの肩の上に乗せていたクワガタが、彼の耳を挟んでしまったのだ! 

 「まさかこの歳になって、クワガタに耳を挟まれるとは思わなかったねぇ」というコメントが、いい。

 「はさまれるシーンはうつらないけど、『ああ、このあと、容堂は、近藤は、耳をはさまれるんだな』と思いながら、ぜひ放送をご覧ください」というのもね。

 ということで、我家では『龍馬伝』の最中、容堂公の肩をはい上がって行くクワガタに、夫婦で「このあと耳を挟まれたんやねぇ!!」と、大盛り上がりでした。

 いやー、近藤さん、トリビアルな裏話をどうもありがとう!

 クワガタの一件は、半平太や収二郎のささやかな抵抗なのかも(笑) 近藤さんには罪がないのにね。

 それにしてもトコロテンをさも美味しそうに食べたり、クワガタと戯れる容堂公の絵には、どんな暗喩が隠されているのか?と、けっこう考えたりもして。

 それは深読みに過ぎるのか? 単に季節感を味わえばいいのか? とか、今回はずいぶん重い回だったのに、わりとしょうもない部分で、いろいろ考え込んでしまったのでした。