Kちゃんしゃべりまくり
今日のKちゃんは事件だらけの一日だったようで、遅番で夜の八時半に帰宅したとたんから、しゃべるはしゃべるわ!
まず、帰りの電車で同じ車両に乗っていた女子大生が被害を訴えたため、到着した駅で「ちかん捕物帳」とあいなり、駅警察?関係の方々が一時は取り押さえたものの、残念ながら逃げられてしまったらしい。6人の警察官のうち、60代と思われるリーダー格のオジさんが、「おまえら、何してるねん!!」と怒鳴っていたらしい。
「おまえらのおかげで、世間一般の人たちが、どんだけ迷惑したか、わかってんのか!?」
ここでKちゃんは、心の中で突っ込んだ。「世間一般!? どんだけ範囲広いんや?」
「何千人の人が、何百人の人が、 何十人の人が、迷惑してるか、よ〜考えてみい!」
「おいおい、減ってるやないか〜? 普通逆やないか? 増えて行かへんか? 最初に範囲広すぎたし失敗した、と気づいて減らしてるのか?」というのは、もちろんKちゃんの心の声である。
その他、数学のテストで史上最低の点数を取って、えらく絶望していることとか、GWの作文が「傑作(ケッサク!?)」として壁に掲示してもらえたこととか。いやこれ、確かに傑作だった。作者の了解を得て読ましてもらったが、彼女の「妄想系」の作文は、上手い下手はともかくとして、「おもろい」。
今回は「鯉のぼり」を俎上に乗せ、なぜ「鯉」なのか?とスルドク問うのだ。
子どもに人気の寿司ネタ、マグロはどうか? 鯨だってあのデカさは子ども受けするんじゃないか? 家族お好みの具を入れた手巻き寿司にすればどうか? いっそポッキーとかプリッツとかのお菓子にしたら、子どもが喜ぶのでは? と問いかけつつ、自分で突っ込んだりもしている。
「でも手巻き寿司は中にどんな具を入れても、横から見たらただの黒い棒である」とかね。
先生のコメントもいい。「鯨まではわかるけど、なぜいきなり寿司なのか!? 発想の飛躍がおもしろいですね」
そうそう、Kちゃんのワープする思考には、いつも笑ってしまう。洒落のわかる先生でよかった、よかった。