時の記念日
日本初の時計が鐘を打ったから 6月10日は時の記念日
ということで、本日は時の記念日だ。百人一首でお馴染みの天智天皇の治世、671年(天智天皇10年4月25日)に、漏刻(水時計)と鐘鼓による時報を開始したのを記念する日である。
新しい名前になった湖西線JR駅の大津京駅の近くに、近江神宮という由緒正しい神社がある。天智天皇を祀った神社であり、かつての「時計博物館」改め、リニューアルオープンした『近江神宮時計館宝物館』もすぐ近くにある。小学生低学年のとき、学校の旅行の行程のひとつだったので当時の「時計博物館」に行った事がある。日時計とか水時計(漏刻)とか、ありとあらゆる時計が陳列され、大興奮だった(笑)
タイムリーにも、丁度国語の教科書で「日時計」や「水時計」などの時計に関する説明文を読んでいたりしたので、時計へのモチベーションはあがりまくりだったこともあり、たいへん楽しかった。小学校の美しい思い出のひとつである。
地元に全国区な有名どころがあったり、有名人がいたりすると、地方の小学生はエキサイトする。少なくとも私の子どもの頃はそうだった。近江神宮は百人一首かるたの聖地であり、天智天皇は百人一首で1番の人である。これで興奮するなという方が、無理というものだろう。
ということで、時の記念日は私にとっては、ちょっとばかり大事な日だったのでした。