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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

週刊ブックレビューに拍手。その1

以前の記事「紙魚子の小部屋」は下のリンク集から読めます。

 前回の週刊ブックレビュー(889号)のゲストにペリー荻野さんがいらっしゃったので、これは見ないと!と、H氏に録画をお願いしていた。録画をしたら安心して却って見ない事も多いのだけど、なんとか時間を作って前半だけみることができた。

 やはり、ぺりーさんのセレクトは素晴らしい。というか、彼女の本のセレクトは、私の好みとばっちり合致するのだ。今回の彼女の一押しはこれ↓

(週刊ブックレビューHPより引用)

『100均フリーダム』 内海慶一/著 (ビー・エヌ・エヌ新社/刊)

 [本の内容]

 著者が、100円均一ショップで買い集めた品々。それらには常識では考えられない謎や、独特なセンスが満ち溢れています。本書は、それらの商品に大いなる自由を発見した著者の言葉が、写真とともに収められています。

いつもとは違った目で、100円均一ショップを訪れたくなる一冊です。

 いや〜、スタジオでは盛り上がっていましたよ〜! 

 このときの司会者だった児玉清さんに、「実は私は100均って、行った事が無かったんですが、こんな(面白い)ものがあるのなら、ぜひ行ってみたいです!」と、いわしめるほど(笑) 

 アシスタントの守本奈実さんは、「私は満員電車の中で、爆笑しちゃいました!」と告白されていた。 

 ゲストの方々も、「100均にはときどき行くんですが、こんな面白いものがあるなんて、知りませんでした!!」と、100均のディープさに目を開かれたようだ。

 そういう私だって、100円のものが並ぶお店に「芸者シリーズ」なるものがあったり、パンダの置き物の目を緑にしたり爪を青くしたりするフリーダムな世界があるなんて、迂闊にも知らなかった。私としたことが。ときたま不思議なものがあるなあ・・・とは思っていたけど。100均は結構好きで、時間があれば店内を徘徊しては、家事時間を不必要に縮めてしまったりもしていたのに。

 えっ!?これが100円!? というお買い得感を求めて行くのではなく、自由な発想と、ゆるゆるの出来映えのものを100円とはいえ「売ろう!」という寛容な精神におおいに共感した作者の内海慶一さんに拍手を贈りたい。パチパチ。

 ちなみにこの本のもとになった内海慶一さんのサイト『100均フリーダム』も、ぜひご覧下さい。シーブリーズのようにクールで、シャープで、はっとしつつも笑えるキャプションと、着眼点が素晴らしいです。

ぺりーさんの他2冊のおすすめ本は、

『人喰い映画祭 満腹版

  〜腹八分目じゃ物足りない人のためのモンスター映画ガイド〜』   

  とみさわ昭仁/著 辰巳出版

 ペリーさんいはく、「私はモンスター映画って詳しくないし、この本で紹介されたのは3本しか知らないけど、それでも楽しく読めました! 人間の想像力って凄いと改めて思いました!」

『その夜の雪』 北原亞以子/著 講談社文庫

 しみじみとした短編時代小説。何回読んでも泣いてしまう話があるそうです。